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増子博昭プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

住宅探しの第一歩。新築と中古の違いをメリットとデメリットで解説する。

増子博昭

増子博昭

テーマ:不動産

こんにちは。増子です。

ここ数日で急に寒くなりましたね。

今日から12月です。

今年の冬は暖冬なのか寒冬なのか、どちらになるのでしょうか。

さて、本日は、住宅における新築と中古の違いを解説していきたいと思います。





住宅を購入するにあたり、ほとんどの方が、新築と中古どちらにしようかと検討するかと思います。

日本における中古住宅のシェアは13.5%(平成20年調べ)と少ない数字ですが、今後は政府の支援策(インスペクションの普及等)も有り中古住宅市場のシェア拡大が想定されます。

それでは、新築一戸建てと中古一戸建てのメリットとデメリットを比較する形で解説していきます。

新地住宅のメリット。


・新築という誰も住んだことがない特別感。

国土交通省の調査でも新築住宅を購入した理由の1位が「新築だから」とのこと。

要は気持ちの問題です。こだわりですね。

しかしながら、気持ち故に譲れない部分なのかもしれません。

・住宅保証が充実している。

中古住宅との比較になった場合、建物の保証がクローズアップされ新築を選択する方が多いようです。

新築の場合は、構造体に対して10年間の保証が法律上義務づけられます。

メーカーによっては、条件次第ですが、35年間保証してくれるところもあります。

・税制面で優遇されている。

不動産取得税や期間限定ではありますが、固定資産税においても新築住宅における税制優遇があります。

また、住宅ローン控除も中古住宅は築年数の制限があるため、注意が必要です。

最近では、消費増税後の優遇措置として、新築住宅の場合、次世代住宅ポイントの進呈などがあります。

・最新の設備が付いている

新築住宅は、最新のキッチンやユニットバスが設置されていることが多く、利便性も高いです。

中古住宅においても業者が買取って、リフォームした住宅などは最新の設備が設置されているケースが多いですが、そのような住宅はまだ多くは存在しないため、自分でリフォームして設備を入れ替える場合は、多額の費用が掛かってしまいます。

・住宅ローンが通りやすい。

新築住宅は中古住宅よりも、住宅ローン審査において、物件の担保評価が高くなります。

よって、住宅ローンの審査にも通りやすくなります。

新築住宅のデメリット。


・中古住宅より価格が高い。

減価償却からの価値を考えれば当然の事なのですが、政府の調査でも新築住宅の方が中古住宅より1,000万円以上高く取引されています。

・立地が郊外の物件が多い。

駅周辺などの利便性の良いところは、空き地はほとんど無いため、新築の分譲住宅等を購入する場合は駅から離れた郊外になりがちです。

また、利便性の高い場所にある新築の建売住宅などは、価格重視で狭小地に建設されていることが多く、資金に余裕があってある程度土地面積の大きさこだわる方にとっては、物件探しは難航してしまいます。

中古住宅のメリット。


・新築より2割から5割安い。

木造住宅の資産価値は耐用年数22年です。

築20年以上の中古住宅であれば、土地のみの値段に近い価格で購入できる場合もあります。

「大改造!!ビフォーアフター」でおなじみですが、リノベーションのやり方によっては新築より安く、性能も新築並みの住宅を手に入れることも可能です。

・建物面積や土地面積が大きい物件もある。

中古住宅は新築住宅と違って、個人の方が売主になるケースも多いため、大手ハウスメーカーで建てた物件が市場に出ることがあります。

そのような中古住宅は価格は高くなってしまいますが、新築建売住宅よりも建物面積や土地面積が大きい物件がほとんどです。

ゆとりのある生活や、新築の豪邸を建てる余裕はないが、中古住宅をリフォームして、ちょっとした豪邸気分を味わいたい方にとっては魅力的なものになります。

中古住宅のデメリット。


・補償期間がない又は短い。

中古住宅は売主が個人の方が多いため、保証期間がない場合も多く、例え付いていたとしても、新築住宅には及びません。

特に築年数の古い住宅は、図面通りの耐震基準が確保されていなかったりする場合があるため、ホームインスペクションを利用するなどの対策が必須になります。

・維持費が掛かる

築年数が古い物件ほど傷みが早く、不具合がでやすい傾向にあります。

田舎の古民家は情緒もあって素敵ですが、メンテナンスも必須です。

物件よっては耐震補強も必要になります。

まとめ。


いかがでしたでしょうか。

新築住宅と中古住宅のメリットデメリットは表裏一体です。

選択の基準は個人の好みが優先されるため、どちらが優れているかと断言するのは難しいです。

地震大国の日本において、住宅の構造は日々進化しています。

欧米諸国と比較して日本の中古住宅市場は停滞しているという方もいるようですが、耐震強度の観点から鑑みれば、新築住宅のシェアが高いのも仕方ないことだと思います。

しかし、築年数が十年以上経った新築住宅でも構造がしっかりしている住宅もあります。

ホームインスペクションを利用すれば確認できるため、中古住宅の購入を検討している方は積極的に利用してみても良いでしょう。

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増子博昭
専門家

増子博昭(不動産コンサルタント)

MC住宅情報センター

パワービルダー(建売住宅業者)の中では最大手とされる飯田グループで営業所長をしていた経験と知識をバックボーンに、パワービルダーによる優良な新築の戸建て物件を仲介手数料無料で紹介している。

増子博昭プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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