★★お知らせ★★
こんにちは。増子です。
今日は私が住んでいる宇都宮市の話題について書いてみたいと思います。
大谷スマートインターチェンジ建設予定地
大谷スマートインターチェンジとは。
大谷スマートインターチェンジ(以下大谷SIC)とは、東北自動車道の鹿沼インターチェンジと宇都宮インターチェンジの間に建設予定のスマートインターチェンジです。
スマートインターチェンジはETC専用のインターチェンジです。
なので、一般的なインターチェンジとは少し異なります。
大谷スマートインターチェンジを建設する理由とは。
なぜ、大谷SICの建設が計画されたかというと鹿沼インターチェンジと宇都宮インターチェンジの間の距離が10キロ以上あり、高速道路を利用するドライバーにとって不便だからです。
他県の方にはわからないかもしれませんが、宇都宮インターチェンジは宇都宮市街地から離れた場所にあるため、不便とまでは言いませんが、決して利用しやすい場所にはありません。
大谷SICの建設が予定されている場所は、県道70号線(通称大谷街道)と交差する場所です。
この大谷街道はJR宇都宮駅まで右左折することなく行くことができる道路です。
要するに、宇都宮の駅前道路の延長上に新しいスマートインターチェンジができることになります。
かなり便利で利用しやすいです。
この場所に新たなインターチェンジを作ることは、宇都宮市にとっては間違いなくプラスに働くことでしょう。
また、大谷SICの近くには、ちょっとした観光地にもなっている大谷石の採掘場もあります。
大谷SICの完成に合わせ、大谷地区を観光地として整備すれば、餃子以外の目的で観光客を誘致することも可能になるはずです。
この事に加えて、宇都宮市はLRT(路面電車のようなものです)を大谷地区まで延長する計画も提示しています。
全ての事が順調に進めば、宇都宮市にとっては一石二鳥もしくは一石三鳥となり、その相乗効果はかなり大きなものになるでしょう。
問題点は無いのだろうか。
問題点は大谷SICの設置場所にあります。
上記では便利な場所と書きましたが、便利なだけあって既に住宅街は形成され多くの住民の方が住んでいて、接続予定の道路は小学校の通学路になっています。
スマートインターチェンジだけではなく、一般的にインターチェンジといえば郊外に作られる事が多く、住宅街のど真ん中にインターチェンジを作るということは、全国的に見ても前例はほとんど無いはずです。
大谷街道も拡幅する計画になっていますが、普通の片側2車線の道路への拡幅計画です。
住宅街にある道路だから、いくら交通量が増えるといっても、拡幅できる幅には限度があるのでしょう。
正直、地域住民の安全性が確保されるかはかなり心配です。
特に、小学校の通学路の安全性はどのように担保するつもりなのでしょうか。
先日、この件について宇都宮市に問い合わせをしたら、住民から要望がありましたら検討しますとの返答を貰いました。
公共事業というのは往々にして、まず目的のものを造り、問題が発生したら順次対処するというやり方をしています。
大谷SICに関しても、このやり方を踏襲するのでしょう。
大きな事故が起きてからでは遅いです。
明らかに危険は増えます。
宇都宮市はもっと真剣に検討し、安全面の確保に努力して欲しいです。
まとめ。
いかがでしたでしょうか。
以前、大谷SICについてテレビ番組で取り上げられていたのを目にしましたが、大谷SICの計画について市民のほとんどの方が知らないようでした。
これだけの公共事業なので、賛否両論あっても良さそうなものですが、以外と知られてないことに少し驚きを感じました。
近々、説明会があるようなので、私も参加してみるつもりです。
今後も大谷SICについては何かしらの発信をしていきたいと思います。