風邪を引かない7つの知恵
花粉症に悩む人の多くは症状が出てから「すぐ治してほしい」と医療機関を受診するそうですが、火事が大火事の時に消そうとしてもなかなか消えないように、花粉症もひどくなると治すのにひと苦労。ボヤのうちに消すことが大切です。
症状が本格的に出てくる前、花粉が飛散する2週間前ぐらいに医療機関にかかるとよいでしょう。
そもそも花粉症とは花粉を免疫細胞が敵だと判断して除去しようとする反応のことをさします。くしゃみ、鼻水、人によっては咳などの反応は、花粉をからだの外に追い出そうとすることによって起こります。鼻づまりも鼻の奥に花粉を入れないようにするからだの防衛反応です。よく同じ環境下でも反応しやすい人、
しにくい人がいますが、それは花粉に対する免疫細胞の反応の違いによるものです。
自分がどの花粉に反応しているのかを把握することが治療の第一歩です。血液検査で原因を把握してください。そして、自分が該当する花粉の種類に合わせて、早めの治療を始めましょう。治療の幅はどんどん広がっています。医師と相談しながら自分にぴったりの対策を見つけましょう。
スギの花粉症だった人がスギ花粉に触れない環境に住めば徐々に抗体が変わり、症状が出なくなることはありますが、大抵はまた触れる環境にきたら徐々に症状が出てくるようになります。これまでの住まいで生活し続けていく限りは花粉に触れるのはやむを得ません。きちんとした診断と治療で対策を行いましょう。
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