孤立と孤独の違いについて 現代カウンセラーの提言
富士市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。
今日は筋肉に問う、というテーマで書きたいと思います。
最近、きんにくんという芸能人の方が良く番組に出られて活躍の場所を広げられていますね。筋肉タレントと跳ばれる人たちが出てきたのは最近の話ではありませんが、特に最近は、その活躍が目立っていると感じます。世の関心も筋肉に少し向かっているのだと感じます。
こんなテーマで書くからといって、私が特別に筋肉が好きというわけでもありません。もちろん、出来たら最近流行りのジム通いとかしたいとは思ってます。一緒に仕事をしてある若い看護師さんたちは普段仕事をしながらプロテインを摂取されています。やはり刺激を受けます。
ジムに通えない言い訳
以前はジムに私も通ったことがあります。でも継続できませんでした。
理由は、時間的余裕が作れなかったことと、仕事の負担が大きくなったことで心理的余裕もなくたってしまったことでした。筋トレをしていても仕事のことが頭から離れず、筋肉に集中出来ない。いやむしろ、筋肉と会話できない。筋と脂肪とむしろ対話する感じです(分かりますね)。
筋肉からは若返りホルモンが出る
でも筋肉の大切さは分かってるつもりです。筋肉からは若返りホルモンが放出されると言われています。シュワルツネッガーやジャッキー•チェンといった昔のアクションヒーローも、今でもご健在なのを知ると、やっぱり筋トレって大切なのかなーと思わされるわけです。
筋肉は血糖値を安定化する
また筋肉は血中のブドウ糖濃度が足りないと感じるとすぐに溶け出して濃度を安定化させることで、頭痛を軽減させたり精神的な安定感を生み出します。当然、血糖値が安定するので食欲を安定させ、暴飲暴食を防ぐことにもなります。
トレーニング方法2大潮流
筋トレには大きく、二つの潮流があるそうです。一つは器具を使う潮流と、公園などにある人工物を使ってトレーニングする潮流。私としては「筋トレやってる感」のある器具を使う方がいいのかな?と感じる方ですが、皆さんはどう感じるでしょうか。自然な形で筋肉量を維持するには、何か特別な器具を手に入れたりするよりも、家にある段差、柱を活用したり、庭作業などを意識的にする方が良いのかもしれませんね・・。
筋肉維持のためには良い食事が大事
高齢化してくると筋肉量は減ってくる傾向にあります。患者様のご自宅に向かっていろいろ聴取させて頂いていると、患者様の生活が垣間見えるので考えることもいろいろあるのですが、やっぱり食生活の様子が一番に気になります。栄養素が安定供給されないと、筋肉はすぐに溶け出し筋力低下につながることになります。
フレイル
高齢者の筋肉が落ちることを最近は「フレイル」と呼ばれるようになりました。筋肉量の低下そのものは疾病ではないが、健康的な生活を送る上で軽視してはいけない傾向であることを理解するために特別な呼称をつけることは良いことだと思います。
生活の中で筋肉量を維持する
最近はカーブスといった女性向けの年齢を問わないトレーニングジムが、インターネット経由でも利用できるようですが、各種の疾病により、筋トレをやる事が無理な状態に陥っている方も少なくありません。それでも、しっかりとした栄養素を摂り、生活の中での自然な動きから体の機能を保持育成していくことは可能です。
私どもはお薬をお届けする仕事をしておりますが、お薬「だけ」を飲んだら健康になるわけではありません。お薬の服用は健康的な生活をするための前提を作り出してくれるにとどまります。しっかりとした食事を摂り体を作り、味覚を楽しむことで心も頭もはっきるしてくるのです。
食事は「色」も大事
私のいつも訪問している90代の患者様は、腎機能もかなり悪くなっているにも関わらず、色とりどりの食事を毎日楽しまれています。食べ物の色は食物中のポリフェノールの色で、免疫系統を助けてくれたりする働きが知られています。まだ未知の体への作用もあると思います。そういう患者様の生活を見ると、やっぱり食事って大切なんだなと思わされるのです。
私もなんとか、自分のできる無理のない範囲とやり方で、食事に気をつけたり運動を生活の中に取り込んでいかなければいけないと改めて思わされます。
私どもの薬局では各種栄養剤も取り扱っております。最近はドラッグストアでも色々な栄養剤が落ちてありますが、結構値段が高くなってきました。でも当店では据え置き価格で、インターネット通販の最安値と大差ない価格でお届けさせていただいてます。患者様の健康こそが私たちの利益です(これは本当にそうです)。
今後も患者様の健康的な生活に役立つ情報を発信していきたいと思います。