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加藤幹久プロは山陰中央新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

プラスチック問題

加藤幹久

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テーマ:SDGs

『この世からすべての「ムダ」が消えたなら』という本を読んでいますが、その本の中でまず気になったのがプラスチック問題。
 プラスチックは非常に便利なもので、過去50年間で20倍もの生産量となっているようです。

 大きな問題点として海洋汚染があげられます。多くのプラスチックの多くはゴミとして海に流れています。細かく分解されて海にまざり、食物連鎖によって人間が食べる物にもプラスチックが混ざっているというレベルまできています。(日本では、まだ大丈夫とは思いますが、ゆくゆくはヤバイと思います)

 そして2つ目が処理の難しさ。燃やすと二酸化炭素が発生するし、リサイクルの難しさにあるといえるようです。プラスチックは種類がたくさんあり、プラスチックからプラスチックを作るのには、多くの電気がかかったり困難が伴うようです。適正に集めてリサイクルすれば無駄がないというものでもなく、リサイクルするのにも大きく環境に影響を与えてしまうようです。
リサイクルの難しさから、むしろ燃やしてしまったほうがいいという考え方もあり、日本ではサーマルリサイクルが多いのではと思いました。サーマルリサイクルとは使い終わったプラスチックを燃やすことでガスや油、固形燃料などに変えたり、焼却時の熱を蒸気や発電などで利用したりしていますが、リサイクルの本来のイメージとは乖離していますし、二酸化炭素も発生します。プラスチックを適正に焼却する施設も少ない国も多く、それが環境汚染を引き起こしているという問題もあります。

 昔はプラスチックがもっと少なくても暮らすことができた。
 今の私達にも、もっとできることはあると思います。
 スーパーなどに過剰包装を減らすことを提案したり、なるべくプラスチックが使われていないものを買ったり。
 
 また、本にも記載されているが使い捨てプラスチックの製造に際して税金をかけることで、生産に抑制をかけることが必要と思われます。

 プラスチックを無くすことはできないと思いますが、なるべく環境に負荷をかけない方法を考えていくべきと思いました。

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加藤幹久
専門家

加藤幹久(中小企業診断士)

加藤中小企業診断士事務所・土地のあり方研究所

中小企業診断士と不動産鑑定士の経済と不動産の専門家としての世の中の分析を、吉本で培ったお笑いの能力で世に伝え、世界を変えることを使命とし、みんなが笑顔で暮らすにはどうすればよいかを依頼者と共に考える

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