平成25年度 NLPセミナーの様子
大震災から1年が過ぎました。その時、ほとんどのテレビが地震の被害の様子を伝えるための映像を長時間にわたり流しました。1年前は、その映像を見ることにより、特に子どもたちが不安を抱えたり、保育所に行きたがらなくなったり、母親のそばから離れなくなった という相談が急増しました。
人は、破壊された町の様子やサイレンの音を見たり聞いたりすることで、自分がその現場にいるような感覚になり、大きなショックを受けることがあります。擬似的な被災を体験することになります。
そしてこの週末は1年前を振り返り、地震直後の映像がテレビで流されるかもしれません。その映像を見て、「辛い」「直視できない」「イヤ」と思ったら、すぐにテレビのスイッチを切ってください。「イヤ」だと感じる自分を決して責めないでください。がんばって見る必要はありません。
特に、小さい子どもが見る場合は、保護者の方が気をつけてあげてください。映像は見なくても、言葉で一年前の様子や避難の仕方などを教えてあげてください。
週末の10日・11日は、テレビの報道や映像には気をつけてください。