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安達嘉信

心を癒すカウンセリングのプロ

安達嘉信(あだちよしのぶ)

フリースクール・カウンセリングルーム こころの宝石箱

コラム

年始めに自分のコミュニケーションを観察する

2012年1月2日

『ストレスはミスコミュニケーションから発生する』

 年末に、カウンセリングの顧問先である会社の忘年会に誘われました。この忘年会の始めに、社長が社員に対して挨拶をされたのですが、自分の気持ちや思いを相手に伝えるのがいかに難しいのかを感じさせられる出来事がありました。

 この会社の社長は、一代で会社を大きく成長させたいわゆるワンマン社長です。なので、忘年会の最初の挨拶の中にも、「この会社は自分が大きくした。自分の人生は会社そのものだ。だから社員も、会社とともに成長するものだ」というニュアンスがとても強く感じられました。
 
 しかし、社長が創業者だとしても、この会社に対する考え方は人それぞれにあるわけです。この社長は、忘年会の挨拶ということもあって、無意識のうちに自分の考えを自分の価値観のみで強く出しすぎたと感じました。

 会社に対する考え方は、いろいろあります。この人によって違う解釈の違いを、NLPの心理学では「フィルター」といいます。別の言い方をすれば、それぞれ違う「サングラスのレンズ」があるということです。誰もが、自分好みの色や形の「サングラスのレンズ」を通して『人』や『出来事』を見ているといえます。

 人は誰でもいろいろなフィルター(偏り)を持っています。今回のこの社長の場合は、「創業者」というフィルターのみを通して社員にメッセージを送ったため、社員の心には届かなかったといえます。つまり、社長には社長のフィルターがあり、社員には社員個々のフィルターがあり、さらにそのフィルターには人それぞれ大きな違いがあります。

 この社長が持っているフィルターが間違っているのではありません。この挨拶の時に、『自分は社長というフィルターを通して忘年会の挨拶をしている』という意識があれば、社員にも“社長の年末のお言葉”として伝わったといえます。

 
 自分の持っているフィルター(サングラス)を意識することにより、相手の立場への思いやりができ、良好なコミュニケーションができるといえますね。


 
 子どもを叱る時の自分の感情はどこから出てきているのか、夫婦喧嘩をする時に相手に怒りを感じる感情はどこから来ているのか、部下を叱る時に本当に相手のためにしかっているのだろうか など、自分の感情がどこから生まれてきていると思いますか?

 
 年頭に当たって、ご自分の『フィルター』を客観的に観察してみてはいかがでしょうか。

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