薪ストーブショップ厳選のお勧め薪ストーブって・・
日本国内に流通している薪ストーブの数ってどれくらいあるのでしょう?
さすがに僕もわかりません。
欧米で評価の高い有名メーカーの薪ストーブは、日本の大手企業さまが輸入元になっているケースがほとんどです。
当たり前ですが、僕のような零細個人事業主が輸入元にはなれません。
輸入元は在庫管理はもちろん、CADデータやパーツリストを作成したりと、販売店のバックアップに大変な労力をかけています。
それが薪ストーブユーザーさまへの責任であるからです。
薪ストーブの雑誌には、いろんな機種の薪ストーブが掲載されているわけですが、これは信頼の証にはなりません。
信頼とは広告費を払うことで得られるものでは決してありません。
これから薪ストーブライフを始められる方は機種選定の際に次のようなポイントをチェックされてはどうでしょうか。
①輸入元の信用度はどうか。
②製造国内での販売価格はどうか。
③日本国内で取り扱っているストーブショップの数はどうか。
たったこれだけのことですが、薪ストーブショップの営業トークの信ぴょう性を測る尺度になることは間違いありません。
そしてストーブショップさんと輸入代理店との間には年間販売台数のコミットメントがあったりします。
一定量のストーブを販売するのを確約して仕入れ価格を決定します。
そうなるとどうなる?
見積書には決まった機種名が登場します。
僕のところには近隣、近県のストーブショップさんの見積書が持ち込まれます。
その見積書を拝見すると・・
ショップさん毎に決まった機種が記載されています。
これはどういう事を意味しているのでしょうか?
自信を持ってお勧めできるストーブだから?
いえいえ違います。
仕入れ価格が安くて利益の出るストーブか、或いは在庫を抱えているストーブです。
もちろんFC店は本部からの指示です。(哀)
薪ストーブショップのお勧め機種なんて・・・
信じちゃダメダメ!!
お勧め機種を熱く語る・・・
1番危険なストーブ屋だと思って間違いありません。
今日埼玉県飯能市からのお客様が薪ストーブショップで説明された内容が滑稽です。
2年前までアメリカのストーブを専門に販売していたショップさん。
自社でヨーロッパから薪ストーブの輸入を始めた途端・・・
「アメリカの薪ストーブなんて時代遅れです。今は次世代のこちらの薪ストーブが世界最高峰です!」
え?
今までアメリカの薪ストーブ以外ストーブじゃない!って言ってましたけど。(笑)
更に、「このストーブは薪が他社より3分の1、5分の1の消費量です!」
初期費用が150万円でも元がとれるとの説明だそうです。
さすがに話が大げさ過ぎて怪しいと感じたそうですが燃費の話はちょっと信じたそうです。
このように薪ストーブショップというものは節操のないものです。
また他県のショップでは、薪を1本投入すればあとは薪を入れなくても大丈夫です!という自社開発の薪ストーブを勧めているようです。
まじですか?
もし本当ならノーベル賞ものです。
車に例えたらガソリン1Lで200キロメートル走行できるきらいのインパクトです。(笑)
でも本当に素人相手にとんでもない誇大広告をするショップがあるいのも事実です。
嘘なんて平気でつきます。
素人であるお客様を騙すことなどなんとも思ってません。(苦笑)
あ~業界の評判も良くなるわけないって。(涙)