壁や壁紙リフォームの注意点!DIYで行う場合のメリット・デメリット
リフォーム費用にはどんなものがあるのか?
今お住みの家を、より自分好みにしようとリフォームを検討している方も多いはずです。ただし、リフォームすれば住みやすさや、快適さを手に入れられる一方、多額な費用がかかることもあります。そこで、この費用の内容について押さえましょう。
まず、リフォーム費用はリフォーム自体にかかる費用と、それ以外の諸費用とに分類できます。リフォーム自体にかかる費用には、例えばシステムキッチンやそれを設置するための間取り変更の作業などが含まれ、リフォームするための設備などが該当します。そして、諸経費には手続き費用や人件費など、業者が営業を行っていくための費用となっています。このように費用を大きく分けると「リフォーム自体にかかるもの」と「諸経費」に分類できるのです。
こうした費用は、基本的には業者が設備ごとの費用と作業費用を決めており、それに対して諸経費を算出しています。けれども、中にはこうした設備費用を考慮せず、「坪単価で費用を算出する」業者もあるので注意が必要です。
坪単価で費用を算出する業者は危険性が高い
リフォーム費用は、一般的にはシステムキッチンそのものの費用に、これを取り付けるための作業費用、さらに諸経費として10%~20%程度が加算された金額が総費用になります。ただし、業者の中にはこうした費用の算出方法ではなく、「坪単価」にて費用を算出する企業もあります。
この「坪単価」による算出方法とは、「1坪=約3.3平方メートルあたりの値段」で費用を見積もる方法で、料金が一律で、比較的安く計算されるのが特徴です。ただし、1坪あたりで決められているので、リフォーム内容が加味されていません。そのため、この点に危険性があり、お客さまが望んでいるリフォーム内容にならない可能性があるのです。
また、こうした坪単価による算出方法は、費用に根拠がない場合が多いのも特徴です。そのため、安い分、設備がグレードダウンされていたり、工法が簡素だったりと、問題が起こる可能性もあるのです。こうした可能性があるため、坪単価で算出する企業は危険性が高いのです。
見積もり内容に含まれていることを確認する
もちろん、「坪単価で算出しない業者」であっても危険性はあります。そこで、リフォームを要望する際の注意点は「見積もり内容に含まれている項目を確認する」ことでしょう。
これは、リフォームをする際にはどんな業者であっても確認すべきことで、費用に納得がいかない場合には担当者に相談することが大切です。そして、万が一あやふやなことを言う場合には、その業者に依頼をすることは避けた方が良いでしょう。
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