関東全域に対応する防音工事に特化した建築会社として200件近い施工実績（3/3）

仲介業者を介さず自社で一貫して対応することでコストを低減し、施工の質を高める

　昨今、防音室のニーズが伸びていることを受け、新規参入する事業者が増加。しかし、防音工事を専門とする人材を抱える業者は少なく、外部に委託する場合も。
　そもそも建築業界では元請け、下請け、二次下請けと一つの現場に多重構造が生じること自体珍しいことではなく、仲介手数料によるコスト増が問題視されています。山下さんはかねてより、旧態依然とした仕組みに疑問を感じていたと言います。

　「当社では、お問い合わせをいただいた時点から施工までワンストップで担っているため、外注費がかかりません。お客さまの費用負担を軽くできることもメリットですが、間に業者を挟まないことで生まれる信頼関係もうちの大きな強みです。お客さまの声をプランや工程に細やかに反映することで、仕事の質や、満足度の向上につながっています。反対に、ミスマッチは元をたどればコミュニケーション不足が原因ということが多いんです」

　実際、やり直しを頼まれるケースがあり、中には数百万円も支払ったのに音漏れがすると嘆く人もいるそうで、山下さんは悔しさをにじませます。

　「防音工事は効果が目に見えるものではありません。だからこそ、信頼できる業者を選んでほしいんです。私たちは人任せにすることはありませんし、妥協もしません。われわれプロの“本気”の技術があって、お客さまも初めて本気になれる場所が持てると思うのです。私たちにお客さまの『好き』を応援させてください」と力を込めます。

（取材年月：2023年1月）

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