アパートの外装リノベーション05 細かい仕上げ
最近はリノベーションやリノベという言葉が一般化してきていますが弊社で施工したアパートのリノベーション工事をご紹介します
外観はこのような黄色っぽいクリーム色の木造アパート2棟です
昭和の香りぷんぷんのワンルームのアパートです
リノベ ですから完成した時の外観はかなり変わります
が
見た目だけではいけません 建物の長期保存の観点からの補修も行います
まずは屋根
紫外線による退色が発生しているうえに 屋根材と屋根材の間に塗料が詰まっている状態です
白い汗染みのような跡は雨水が排水不良でたまった跡です
屋根塗装をした際は、注意していても屋根材と屋根材の間に塗料がたまります
施工後にその塗膜を切ることを 縁切り といいますが、面倒なのでやらなかったのでしょうね
または予算がなかったか?
今回の作業としては見過ごすことはできませんので
固着している塗料を剥がす作業から
グリーンとオレンジの塗膜が出てきます
屋根塗装2回分手抜きで縁切りしていない様子
タスペーサーという縁切り部品も入っていません
地道な作業が続きます
塗膜を剥がすと溜まっていた水分が染み出てきます
これでは屋根材裏の排水と通気に支障がありますね
塗膜がはがれて素地が出ています
手作業では1日5mくらいしか進まないので機械を使用します
マルチツールという便利な機械がございまして、先端の刃が振動して隙間の塗膜をカットしてくれます
動画の方がわかりやすいでしょう(音がしますので注意)
屋根が広いため機械を使用しても丸2日かかりましたが 詰まっていた塗膜が全部取れてすっきり
入居者の方たちには 「ペンキも塗らないで何してるのかな?」
と思われていたようですがとても大切な作業をしていたわけです。
これらは一般住宅の屋根でも同じことです。
見えない屋根のことなので、訪問販売系の会社はこんなことはしてくれないので注意しましょう
詳しくは弊社HPで