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石田貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

測量しましょう

石田貴子

石田貴子

テーマ:終活のお手伝い

土地の境界がわからなければ、不動産の価値は下がります。
売買する段になって慌てて隣の方に境界の確認をお願いしに行く。「お願い」??
自分の土地と隣接する土地の境界を決めるのに なぜ「お願い」なのか?

境界線とは自分の土地と隣地の境目の線、つまり くっついているところが境界線です。
だから間に何もないはず・・・だから互いにフィフティ・フィフティのはず。

日本人の国民性ともいうのでしょうか、不動産 特に土地には並々ならぬ執着があります。
土地伝説ですね。
代々受け継がれてきた土地、親が残してくれた相続した土地、畑や田、山林や原野も
あります。
少しでも不動産の価値を落としたくは無い、登記されている面積は絶対である、
と思っているはず。
なのに ある日突然、隣地からの境界確認の立会いのお願いのご案内が届いたら
即座に身構えてしまいますよね。

登記されている面積って?
境界を確認していない土地は測ったことがない土地なのです。
なのに なぜ?面積が書かれているの?
明治の最初、地租改正条例という国が税金を課すために行った事業があります。
その時 土地所有者に「地券」を発行し、納税義務者としたのです。
それが基になって現在の登記簿があり、固定資産税が課せられているのです。
測量して、隣地との境界を確認すれば、なんということでしょう!面積が増えている!!
ということがあるかもしれません。
逆に 面積が足りてない場合、無い土地の税金まで支払っているということが
判明することもあります。
自分の土地を知るために測量を行いましょう。
土地の境界の確認をしましょう。互いにフィフティ・フィフティのときに。

ご自身の終活の一つとして、ご自身の不動産を一度ご確認されてみては
いかがでしょうか?
登記された面積を実際の測量した面積に更正することができるのは
土地家屋調査士だけなのです。
私たち土地家屋調査士はこのようなご相談のプロです。

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石田貴子
専門家

石田貴子(土地家屋調査士)

石田土地家屋調査士事務所((有)トヨノ測量・設計事務所)

「人の顔が一人ずつ違うように、不動産も一つずつ全く違う」をモットーに、依頼者一人ひとりに対し、誠実に対応します。高い技術力と経験・実績で、複雑な事例も丁寧に、粘り強く取り組み、評価をいただいています。

石田貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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