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石田貴子プロのご紹介
相続問題で、土地家屋調査士が力になれます(1/3)
ご自分の土地の境界を正確に把握されていますか?
相続対策というと、相談相手として思い浮かぶのは税理士や弁護士でしょうか。では土地家屋調査士は、どうでしょう? どんなふうに関わってくるのか、そもそも業務内容についてピンとこない方も多いかもしれません。
大阪府池田市で土地家屋調査士事務所を開く石田貴子さんは、「不動産の正しい登記のための調査や測量を行うのが土地家屋調査士の仕事。そして、相続に一番絡んでくるのは土地や建物といった不動産です。不動産にまつわる法律と技術のプロである土地家屋調査士が力になれる場面は、決して少なくありません」と話します。
こんな事例がありました。Aさんが相続対策として土地を売却しようとしたのですが、隣地との境界を明確に区別する境界杭(くい)がなくなっており、互いの認識にもずれがあります。境界がはっきりしなければ土地を売れないため、困ったAさんは、石田さんに境界の特定を依頼しました。
石田さんはまず、依頼のあった土地とそれを取り囲む土地の全てについて、管轄する法務局に出向いて公図や地積測量図、登記事項証明書などを確認。資料が乏しかったりあいまいだったりしたため、その土地ができた経緯を知っていそうな地元役員らを訪ねて聞き取りも行い、土地の情報を補強しました。
次に、Aさんの土地を含む街区全体を正確に測量し、収集資料と照らし合わせて精査。こうして境界と思われる場所が決まったら、Aさんと隣地所有者など関係者に立ち会ってもらい、確認を得ながら境界に永久標を設置し、再びもめることがないよう、確定図面も作製しました。
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