シロアリ被害を予防するために
「外壁塗装を検討しているけど、植物が好きで建物の周りにたくさん植木鉢がある」「庭の木や花壇の植物は移動できないけど大丈夫?」そんな疑問をお持ちの方はいらっしゃると思います。日頃からガーデニングが好きな方だったり、植物を育てることが好きな方にとっては非常に気になることだと思います。今回は、塗装工事の際に植物はどうしたらいいのか、塗装工事を依頼する際に業者に確認したいことなどをお伝えします。
塗装前の事前準備
建物から離す
外壁塗装の際は、作業をするための足場を設置する必要があります。そのため建物から60㎝以上離して置く場所があるとひとまず安心です。小さい植木などでしたらガレージ内や玄関などに置くこともできます。移動できる植木などはできるだけ遠くに離なすことで、植木をぶつけて割ったり、植物が折れ、潰れ、塗料の飛び散りなどを防ぐことができます。
剪定する
地植えされた木などが外壁に接触している場合は、事前に剪定する必要があります。どうしても剪定ができない場合は、作業中だけでも枝を紐で縛り作業が可能な状態にします。
契約前に業者と確認したいこと
植木の移動作業はどちらがするのか
植木の移動をしたいけど自分だけではできない場合、「業者がやってくれるのか?依頼できるのか?」確認しましょう。
剪定が必要な木はあるか
工事の前に剪定が必要な木の有無や、植木の移動と同様にどちらがするのか確認するとスムーズです。
カバーはしてくれるのか
塗装作業をする前に、養生といって塗料が付いてはいけない部分にビニールをかぶせる作業があります。基本的に建物に近くにある物に対しては、塗料の飛び散り防止のためにビニールでカバーします。しかし、業者によって判断が違う場合がありますので、植物にも養生するのか、もしくは「念のためしてほしい」など事前に打ち合わせすることをお勧めします。
万が一のトラブルが発生した場合
どんなに注意して作業をしても、植木鉢が割れてしまったり、大事な盆栽が折れてしまったりなどトラブルがあった場合、どこまで保証ができるのかなど事前に確認するとお互いにとって安心です。
いかがでしたか。このように植物が好きな方にとっても、工事する業者側にとっても注意が必要になりますので、心配なことは事前に打ち合わせすることをお勧めします。また、塗料の種類によって約10年毎に塗り替えが必要なものから、1度塗装したら25年~30年塗装不要なものもあります。工事の度に植物を移動させるのは大変ことなので、工事の回数を減らすためにも耐用年数の長い塗料を使用するのもお勧めです。
塗装工事は通常2週間前後で完了します。