銅板屋根について

林照剛

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テーマ:屋根塗装の豆知識

あまり目にする機会が少ない建物の屋根ですが、どのような種類があり、ご自身のお建物はどの屋根材で、どのような特徴があり、耐用年数はどれ位でいつ頃どのようなメンテナンスが必要なのかはご存知でしょうか。
今回は、銅板屋根ついて解説していきます。


銅板屋根の特徴

銅板屋根の耐用年数は、適切なメンテナンスが行われた場合には60年以上持つことができます。塗装は不要なですが、汚れや落ち葉、ゴミなどを取り除くことで、銅板の美観を保ち、劣化を防ぐことができるので定期的な清掃を行うことをお勧めします。 銅板屋根には錆が発生しても重大なダメージにはなりませんが、穴あきや浮き、ズレ等がないか定期的な点検を行い、発生している箇所は早めに修理することが重要です。

メリット

高級感と美観性
銅は美しい光沢を持ち、時間とともに特有の経年変化を起こします。そのため、銅板屋根は高級感があり、建物の外観を引き立てることができます。
耐久性
銅は非常に耐久性が高く、長期間にわたって使用することができます。銅は錆びにくく、耐候性にも優れています。また、耐火性もあり、火災のリスクを低減することができます。
軽量性
銅は比較的軽量な素材でありながらも強度があります。そのため、建物の構造に負担をかけずに取り付けることができます。
環境に優しい
銅はリサイクルが可能な素材であり、環境に優しい屋根材として知られています。また、耐久性が高いため、長期間使用することができるため、廃棄物の削減にもつながります。

デメリット

高価格
銅は比較的高価な素材であるため、初期費用がかかります。
錆のリスク
銅は錆びにくい素材ですが、長期間の使用や劣化によって錆が発生する可能性があります。また、銅板屋根の場合、特有の経年変化によって色や質感が変わるため、その変化を好まない場合はデメリットとなることがあります。
施工の難しさ
銅は加工が難しい素材であり、施工には専門知識や技術が必要です。また、銅板屋根は熟練した職人による施工が必要であり、施工費用が高くなることがあります。

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林照剛
専門家

林照剛(1級建築施工管理技士)

株式会社ラディエント

遮熱・断熱塗装のほか、ひび割れなどに強い特殊塗装によるリフォームで省エネ(節電)を実現し、快適空間を創造します。特殊塗装に慣れた職人の丁寧な作業は、お客様から高い評価を得ています

林照剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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