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コラム
コンクリート瓦について
2023年11月2日 公開 / 2023年11月10日更新
あまり目にする機会が少ない建物の屋根ですが、どのような種類があり、ご自身のお建物はどの屋根材で、どのような特徴があり、耐用年数はどれ位で、いつ頃どのようなメンテナンスが必要なのかはご存知でしょうか。
今回は、コンクリート瓦ついて解説していきたいと思います。
コンクリート瓦の特徴
コンクリート瓦は、セメントと砂、水などを混ぜて作られた瓦です。天然石の粉末や顔料を加えることで様々な色や質感を持たせることが可能です。コンクリート瓦は耐久性が高く、耐用年数は約30年~40年程とされています。お手入れとしては、経年劣化による色あせや塗装の剥がれが見られた場合は、専門の業者に依頼して塗装をしてもらうか、劣化の進行によっては葺き替えが必要な場合もあります。
メリット
耐久性
他の材料に比べて非常に強度があり、長期間にわたって使用できます。
耐火性
コンクリートは非常に耐火性が高いため、火災の際の安全性が高まります。
デザインの多様性
様々な色や形状が作れるため、デザインの選択肢が豊富です。
保温性や遮音性
コンクリートの厚みが保温性や遮音性を提供します。
デメリット
重量
コンクリート瓦は非常に重く、既存の建物に設置する場合は構造がその重さを支えられるかどうかを確認する必要があります。これにより、設置に伴う補強が必要になることがあり、追加のコストが発生することがあります。
設置コスト
コンクリート瓦は重量が重く取り扱いが難しいため、設置する際には専門的な技術と機材が必要になることが多く他の軽量な材料に比べてコストが高くなることがあります。
クラックの可能性
時間が経過すると小さなクラックが生じることがあり、これが漏水の原因になることがあります。
色あせ
長期にわたる紫外線や雨風の影響で、コンクリート瓦の表面の色があせてくることがあります。
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