外壁塗装中に起こりうるトラブル

林照剛

林照剛

テーマ:外壁塗装の豆知識

初めて外壁塗装をした時や2回やられた方、業者の方とたくさんやり取りをしていると思います。しかし思うようにいかずトラブルが発生したりこれから外壁塗装を考えている方は不安に思っていることがあると思います。そこで今回は外壁塗装中に起こりうるトラブル、不安を紹介し解決していこうと思います。

近隣から騒音に対して苦情が入った

こちらは足場の組み立て、高圧洗浄時に発生する確率が高いです。また近隣トラブルでは騒音以外にも職人の車が邪魔といったクレームも想定されます。ミスが原因で近隣トラブルにもつれると最悪の場合は弁護士にそうだんといった形になってしまいます。

解決策・予防方法

業者とあなたがお詫びに行く。という事しかありません。もし会えない場合は電話でお詫びを言う。しかありません。そうならない為にも工事開始に挨拶を済ませておく、工事期間中に出る音や匂いの期間を説明しておくという事が良いです。ラディエントでは職人や担当者が事前に説明や挨拶を行いますがお客様もいておいた方がよりクレームや苦情が起きないと思います。


植木や自宅の車を壊された・汚された

こちらのトラブルは評判が良い業者でも起こるトラブルです。ミスで工事範囲外の建物や家財に汚損が起きた場合は、業者に清掃や弁償をしてもらいましょう。塗装業者も、万が一の事故に備えて損害保険に加入しているので、さほど心配はありません。業者にも悪気はない場合がほとんどですので、まずは怒りをおさえてやんわりと指摘してください。

解決策・予防方法

汚してしまった・壊してしまったものを写真を撮りましょう。複数枚撮る事をおススメします。そして塗装業者、職人にやんわりと指摘してください。そこで解決策を相談して難しいようであれば弁護士に相談してください。そうならないためにどうすれば良いか、簡単なことです。そうなって欲しくない物は汚されない場所に移動をしておく。業者の方に大事なものがあると念を押して伝える。という事です。

中塗りと上塗りが同じ日に終わった

まず上塗り、中塗りについてわからない場合は過去のブログ記事をご覧ください。外壁塗装の上塗りについて、外壁塗装の中塗りについて。
こちらは工事自体手抜きにされている場合が多いです。実際には一回しか塗っていない事が多いと思います。塗料の感想は工事している時期にもよりますが、短いもので4時間~5時間、長いもので15時間以上かかるものがあります。そのため同じ日に2つの工程が進むという事は考えにくいです。塗り回数をごまかされないためには中塗りと上塗りの色を変えてもらうという事が有効です。また手抜き工事が起こる原因は安すぎる契約金額という可能性があります。

解決策・予防対策

見積書で書かれていた塗料名を検索し乾燥時間を確認し守られていなければ現場の職人ではなく契約を交わした業者に問い合わせをしてください。こうならないために中塗りの色を変えてもらう、塗装工程ごとに記録写真を撮ってもらう、安すぎる業者、大幅値引きを行う業者とは契約を交えない事です。

工事費用の追加・前金に支払いをしたのに業者が倒産、逃げた

最近はあまり聞きませんが工事費用の追加や業者が逃げてしまう事があります。工事費用の追加に関しては追加工事をお願いする場合は支払う必要があります。その際は必ず契約書を忘れずに交わしてください。

解決策・予防方法

お金関係であれば「国民センター」消費者センターに連絡、相談を早急にすることです。予防としては施工費用の支払いのタイミングや内容を尋ね業者名をネットで検索し評判や創業年数を調べておく。



いかがでしたか?外壁塗装を近々考えている方で悩み事や心配事が一つでも解決できたらと思います。またそういった方は一度外壁塗装をやったことのある知り合いに一度相談するのも良いかもしれません。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

林照剛
専門家

林照剛(1級建築施工管理技士)

株式会社ラディエント

遮熱・断熱塗装のほか、ひび割れなどに強い特殊塗装によるリフォームで省エネ(節電)を実現し、快適空間を創造します。特殊塗装に慣れた職人の丁寧な作業は、お客様から高い評価を得ています

林照剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

屋根・外壁塗装、雨漏りに強いリフォームの専門家

林照剛プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼