何年目にやるのが多いのか?

林照剛

林照剛

テーマ:外壁塗装の豆知識

まだ外壁塗装をやっていない方、近隣の方が外壁塗装をしてそろそろ自分の家も塗装しないといけないなーと思っている方、いませんか?まだ一回もやってなくて他の方がどのタイミングでやってるのか気になりませんか?そこで実際にラディエントで塗装したお客様の情報をもとに築何年で塗装を行ったか調子してきました。(回答人数500人)



アンケートの結果から一番多くやられている時期は10年~12年が一番多くありました。2番目は13年~15年となりました。
やはり10年~15年の間にされる方が多くいてらっしゃいました。その他の結果をしたの表にまとめておきます。

築年数1年~3年4年目~6年目7年目~9年目10年目~12年目13年目~15年目16年目~18年目
人数47人43人54人108人85人39人
割合9%8%11%22%17%8%


築年数19年~21年22年目~24年目25年目~27年目28年目~30年目30年目~
人数50人19人13人19人23人
割合10%4%3%4%4%


この結果から見てやっぱり一番多くしているのが10年ぐらいだから、私の家も10年ぐらいの時にしよう!と思わないでください。たしかに一般的に多くされているのが10年~が多いですが、外壁の劣化状況、前回塗装した塗料によって塗り替え時期は変わってきます。1年~3年で塗装を行った方は「色が気に食わない」「台風の被害があったから」という方が多く、4年~9年の方で一番多くあったのが「今の塗料の耐久年数が5年までって聞いたから」「防水機能が低下してきている、って言われた」という方が多くいてました。

この理由から今塗装している塗料の耐久年数が近づいてきたら塗装の塗替えをしているという結論になります。
各塗料の耐久年数を下記にまとめておきます。

  • アクリル:5年~7年
  • ウレタン:8年~10年
  • シリコン:10年~15年
  • ラジカル制御型:12年~15年
  • フッ素:15年~20年


塗料ごとにメーカーから発表されている耐用・耐久年数が発表されているのでその塗料の耐用年数で塗り替えるのも一つのタイミングと言えますね。この耐用年数は促進耐候試験と言われる、メーカーが人工的に太陽光・温度・湿度・降雨などの屋内外の条件を作り出して行った実験に基づいた塗料の劣化具合によるものです。ただ、紫外線の強い地域や潮風の影響が考えられる地域では、上記の耐用年数よりも早く劣化することも十分に考えられますので、塗料の耐用年数も一つの目安に留めておくことをおすすめします。

また下記のような症状、現象が起きていれば塗り替え時期とも言えます。

  • チョーキング現象
  • 外壁にひび割れ
  • カビや藻が目立つ
  • コーキングが剥がれてきた
  • 業者が良く営業に来る
  • 室内にシミがある

このような現象が出ていれば外壁塗装をする事をおススメします。放置や手入れをしなかったら雨漏りや家を組み立てている木材がダメになり掛からなかった費用が掛かってしまう可能性が出てくるので早めのお手入れをする事をおススメします。

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林照剛
専門家

林照剛(1級建築施工管理技士)

株式会社ラディエント

遮熱・断熱塗装のほか、ひび割れなどに強い特殊塗装によるリフォームで省エネ(節電)を実現し、快適空間を創造します。特殊塗装に慣れた職人の丁寧な作業は、お客様から高い評価を得ています

林照剛プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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