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コラム

遮熱塗料を屋根に用いるメリット・デメリット

遮熱塗料の効果と活用法

2018年2月9日 / 2018年3月15日更新

遮熱塗料には数多くのメリットがありますがデメリットもあります。今回はそのお話をしましょう。

遮熱塗料のメリット




(1)遮熱効果がある
遮熱塗料のメリットの第一は、名前通り、遮熱効果があることです。

太陽の光は紫外線、可視光線、赤外線の3つに分類されます。そして、赤外線は、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分類されます。このうち近赤外線は太陽の光のほぼ半分を占め、暖かさを感じることができる光線です。

遮熱塗料は屋根や壁に塗ることでこの近赤外線を反射し、屋根や壁が熱くなるのを抑え、そして室内の暑さも抑える塗料です。

ある計測では3~5度の室温が抑えられたという結果が出ています。「それだけ」とお感じになりますか? しかし、暑い夏、35度と30度では大きく違います。体感的には数値以上に温度差を感じることができます。

(2)省エネ効果
遮熱効果によって室内温度が抑えられるため、夏のエアコン使用量が減ります。光熱費が節約でき、また、エアコンの使用が減るということは省エネにもつながります。

(3)耐用性に優れています
遮熱塗料の耐用年数は15~20年。普及品の塗料に比べ1.5倍から2の耐用年数です。
価格が割高な点はデメリットに数えられますが、メンテナンスの手間を考えれば、かえってお得な塗料と言うことができます。

(4)屋根や外壁を守る
屋根に遮熱塗料を塗ると、塗布面が太陽光をはね返し、屋根材への熱の影響を抑えます。これは屋根を守ることになりますし、家の外壁についても同じことが言えます。

また、金属材を使った屋根に遮熱塗料を塗布すると熱を抑えることで金属の熱膨張を防ぐことになります。そのため塗膜の割れやヒビが発生しにくくなるというメリットもがあります。

(5)ヒートアイランド現象を抑制する
遮熱塗料はヒートアイランド対策として効果が期待されている塗料です。

ヒートアイランド現象の大きな要因は人工排熱です。エアコンの室外機から排出される熱などのことです。

人工排熱によって気温が上昇し、気温が上昇することでエアコンの使用量が増え、その排熱によってさらに気温が上昇する……この悪循環がヒートアイランドを生む大きな要因です。

遮熱塗料の遮熱効果によって室温が抑えられ、エアコンの使用量が減らすことができれば、有効なヒートアイランド対策になります。遮熱塗料はヒートアイランド対策として大きな効果が期待されているのです。

(6)補助金の給付がある場合がある
現在、さまざまな自治体が省エネ住宅への給付金制度を設けています。言うまでもなく、省エネを実現することでエネルギー消費量を抑制し、地球温暖化の要因であるCO2の排出を抑えるためです。

遮熱塗料を使うリフォームは省エネ住宅リフォームに該当します。屋根や外壁の塗装に遮熱塗料を採用する際は自治体に相談してみて下さい。

自治体によって、外壁塗装だけでは不可、屋根は全面に塗装、初めての塗装リフォームであること、など条件がありますが、条件に該当すれば、シリコン塗料のような普及品の塗料を使うよりも安く済ませることも可能です。

遮熱塗料のデメリット

(1)価格が高い
遮熱塗料のデメリットは、やはり普及品の塗料より価格が高いということでしょう。
しかし、耐用年数、夏の過ごしやすさ、光熱費の軽減などを考えれば、採用をお考えいただきたい塗料です。

(2)塗膜部分が汚れると遮熱効果が弱まる
遮熱塗料は、塗膜面がきれいな状態であることで、高い遮熱効果を発揮します。塗膜の表面が汚れていると太陽光を反射しにくくなり、遮熱効果が低くなります。

遮熱塗料を選ぶ際は、親水性が高い塗料のほうがきれいな状態を保ちますのでおすすめです。
親水性のない遮熱塗料の場合は、塗膜部分の洗浄など定期的にメンテナンスすれば遮熱効果をキープすることができます。

(3)遮熱効果が一定ではない
遮熱塗料に塗り替えることで、室内の温度が常に一律に下がるわけではありません。太陽の角度、風の強弱、屋根の素材や色、換気やエアコンなど室内の温度に影響するものはさまざまあり、それらの条件によって変わるからです。

また、遮熱塗料は「高日射反射率塗料」と呼ばれることもありますが、この「日射反射率」は色によって違ってきます。明度が高い色(白)ほど日射反射率が高く、明度が低い黒に近づくほど日射反射率は低くなります。日射反射率が高い色相を選ぶことをおすすめします。

(4)材料が扱いにくい
遮熱塗料は職人さんにとって扱いにくい材料です。つまり、塗りにくい塗料なのです。そのため遮熱塗料に不慣れな業者に任すと施工にムラが発生する場合もあります。

屋根や外壁塗装に遮熱塗料をお考えの方は、腕のいい職人を抱えた塗装業者、遮熱塗料の経験が豊富な業者を選びましょう。

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