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外壁にひび割れ発見!補修方法と注意点

金山泰男

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テーマ:外壁のひび割れ

外壁のひび割れは、浅いものから下地に奥深く広がっているものまでさまざまで、その種類によって補修方法が異なるので注意が必要です。業者に全面的に任せずに施主としても、ひび割れ箇所を確認することが必要です。
なぜなら、外壁塗装ほど手抜きをしやすい工事はないと言われているので、慎重なひび割れの見極めと業者選びが大切です。

インテリアから外壁までこだわった念願のマイホーム


念願のマイホーム…新築したばかりの頃には、インテリアから外観まで、気になることばかり、と言う方も多いようです。

しかし、年数が経つほどに住居は日常生活にしっくりと馴染み、住まいに対する意識や関心が薄れてきます。忙しい毎日、それも仕方がないことかもしれません。

とはいえ、そんなある日、突然気づいてしまうことが…たとえば、外壁のひび割れです。最初に発見した時は「ドキリ!」としてしまいますよね。
でも、きちんと補修すれば大丈夫ですから、落ち着いて対応しましょう。


外壁のひび割れにその種類に応じた補修が必要


まず、「外壁のひび割れ」と一口に言っても、いくつかの種類があり、状況に応じた補修が必要になります。

外壁は、下地素材の上に塗料で仕上げ、その塗料は表面に「塗膜(とまく)」を形成します。塗膜の底まで広がるひび割れを「クラック」と言います。
ひび割れには、下地まで到達していない浅いひび割れ、下地まで到達している深いひび割れがあります。
また、塗膜がはがれ、ひび割れになったもの、下地から塗膜まではがれ、ひび割れになったものなどがあります。

塗膜は時間の経過とともに徐々に劣化してもろくなり、下地との密着度が低下し、はがれやすくなっていきます。

さらに塗膜が劣化すると、水分や空気を通しやすくなり、日光や気温の影響をダイレクトに受けてしまいます。
その結果、ひび割れやクラックが起きやすくなるのです。


hair crack



ここに注意!ひび割れの種類で補修方法は違う!


外壁のひび割れは、補修の仕方を誤れば、またすぐにひび割れてしまうことになるので、注意深く丁寧に作業する必要があります。
専門家が作業に当たれば問題ありませんが…そのためには、業者選びが大切です。

ひび割れが浅い場合、埋めるだけで補修が完了するというシンプルな作業で良いのですが、ひび割れが深く、埋めても再びそこからひび割れてきてしまうケースがあります。

しかも数週間経ち、雨が降った日などに、外壁からの雨漏りで気づいた…なんてこともあるのです。

直後には、ひび割れがキレイにふさがったかのように見えるのですが、数週間後、場合によっては、数カ月を経た後に仕事の善し悪しが現れる場合がありますので注意してください。

外壁を補修する業者選びは慎重に


きちんと補修してもらうためには、業者選びや施主様の厳しい確認は大切なのです。
ひび割れの種類で補修方法は異なる点も注意が必要です。
ひび割れに何度塗料を塗っても、そこからまたひび割れてしまう重症の場合は、
「ひび割れを補修してから塗装する」もしくは、
「ひび割れの動きに追従する弾性塗料を使用する」といった2つの方法があります。

どのように埋めるのか、補修するのかについても業者のやり方をチェックすることをおすすめします。
そうしないと、「単に埋めるだけ」で終わらせようとする業者も、中にはいることを忘れないでください。


外壁工事や補修は、全てを業者任せにしないことが大切


素人がひび割れ箇所やその状態を見極めるのは、簡単なことではありませんので、専門家へ相談をしていただくのが賢明でしょう。

ただし、全てを業者任せにしないことが大切です。なぜなら、外壁の補修は、工事費用が何十万円もかかります。高い買い物となりますので、失敗のないようにしたいものです。ひび割れの場所については、施主様も一緒に必ず確認しましょう。

1度の外壁塗装で8~10年はもたせたいところです。
塗料によっても耐性が異なります。一般的なシリコン塗料では、正しく施工すれば約10~13年は維持できるとされています。

外壁塗装の保証期間は、塗料のランクにもよりますが5~10年ということが多いようです。


外壁塗装ほど手抜きをしやすい工事はない


外壁塗装ほど手抜きをしやすい工事はないと言われているのをご存知ですか?
だからこそ、慎重な対応が必要なのです。
手抜きが多いのは、前述のように工事直後には結果がわからないことに要因しています。

世の中には、さまざまな業者が存在することを念頭に置いてください。
中には、保証期間をゼロとしている業者もあるようです。
ベストなのは、会社が倒産しても保証がある業者を選ぶことでしょう。

外壁塗装業界には、会社が10年後に万が一倒産していたとしても、保険金がおりる制度があるので、そのあたりの確認も大事です。

良心的に確かなクオリティで仕上げてくれる業者を見極めることが、外壁塗装を成功させる鍵となります。

弊社にご相談いただければ、施主様のお立場にたって失敗しない外壁の補修をサポートさせていただきます。ぜひご相談ください。

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金山泰男
専門家

金山泰男(塗装業)

株式会社ペイント一番

建材の傷み具合を見てお客様に説明し、下塗りの回数、使用する塗料を提案する

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