完璧より習慣化は100倍重要!

北海道に住み始めてから、
ずっと感じていることがあります。
「なんか、みんな優しくない?」
表面的な愛想の良さじゃなくて、
“その人のためになること”を本気で考えてくれる優しさ。
先日、事務所を探しに不動産屋さんへ行きました。
すると担当の方が、
「うちは住居用が多いので、事務所なら〇〇さんの方が強いですよ」
と、まさかのライバル店を紹介。
え、そっち紹介するんですか?
と思わず聞き返しました(笑)
以前もスマホが壊れたとき、
「この故障なら、うちより中古専門店の方が安いですよ」
と、またもやライバル店へ。
大阪時代では、なかなか経験しなかった展開です。
なんでこんなに“商売っ気がない”のか。
最近、ひとつの仮説にたどり着きました。
原因は――
毎日の雪かき。
北海道の冬は本当に甘くありません。
朝起きたら、昨日きれいにしたはずの玄関前が
リセットされています。
「はい、今日も最初からどうぞ。」
人生の縮図か。
毎日スコップを持ち、無心で雪と向き合う。
他人と比較している暇なんてない。
SNSを見て嫉妬している余裕もない。
ただ、目の前の雪。
ひたすら、雪。
そして、車が雪にハマっている人がいれば、
誰ともなく集まって押す。
「手伝いましょうか?」
これ、北海道では日常です。
助けないと、次は自分がハマるかもしれないから。
毎日、自然の前で無力さを思い知らされると、
小さなプライドとか、無駄な競争心とか、
どうでもよくなるんです。
「勝つ」とか「マウント」とか言ってる場合じゃない。
雪、積もってるから。
だから北海道の人は、
“奪う”より“回す”発想が強いのかもしれません。
自分の利益より、全体の循環。
紹介しても、減らないと知っている。
なぜなら――
雪は毎年、平等に降るから。
雪かきだけで人が変わるか?
と思うかもしれません。
でも断言します。
変わります。
朝6時、マイナス8度、
腰がバキバキの状態で30分スコップを振れば、
だいたいの執着は消えます。
悟り、早いです。
最近思うんです。
人が優しくなるのに、
特別なセミナーも、高額な自己啓発もいらないのかもしれない。
必要なのは、
毎日向き合わなければならない
“自分の雪”をちゃんと片付けること。
他人のことをどうこう言う前に、
まずは自分の玄関前。
人生も、きっと同じ。
積もったものを放置すると、
ドアが開かなくなる。
でも、黙って片付けていれば、
ちゃんと前に進める。
ということで、
もし人生で迷ったら――
一度、雪かき、どうですか?
北海道は、
無料で人格を鍛えてくれます(笑)。



