【大阪日日新聞さんとのありがたいご縁】
長くトレードを続けていると、
気づかないうちに
心と身体をすり減らしてしまう人を、本当に多く見てきました。
不思議なことに、
お金が増えても満たされない人は少なくありません。
・常にイライラしている
・余裕がなく、焦ってばかりいる
・焦りから、余計な一手を打ってしまう
私の周りにも、こうした状態に陥っている人は珍しくありません。
心と身体は、切り離せない関係です。
どちらか一方が崩れると、
人生全体のバランスが一気に崩れていきます。
さらに厄介なのは、
この「イライラ」や「焦り」は、周囲に伝染するということです。
想像してみてください。
職場やチームに、
常に不満や愚痴を口にする人がいたら、
空気が重くなり、自分まで消耗しませんか?
反対に、
心が安定していて、感情の軸がぶれない人と一緒にいると、
自然と安心感が生まれ、
思考も行動も前向きになります。
私はこれを、
「個人の問題ではなく、環境と構造の問題」
だと感じています。
最近、投資の相談だけでなく、
仕事・家庭・人間関係といった
投資以外のテーマで相談を受けることが増えてきました。
おそらくそれだけ、
社会全体に“負の感情”が溜まりやすい時代になっているのだと思います。
そこで、2026年に向けて、
新しいチャレンジを考えています。
それは、
ウェルネス総合投資アカデミーの機能を、明確に二つに分けること。
・投資教育部門
・心と身体の健康部門
それぞれを独立した専門領域として育て、
より本質的な価値提供ができる形に進化させていく構想です。
投資で結果を出すためには、
スキルや知識だけでなく、
意思決定を行う「人の状態」そのものが重要です。
これは投資に限らず、
経営、組織づくり、新規事業、人生設計――
あらゆる分野に共通する前提条件だと考えています。
各部門の名称や具体的な形は、
これから少しずつ整えていく予定ですが、
「今の時代が本当に必要としているもの」に
正面から向き合いたい、という想いは変わりません。
投資の勝ち方は一生変わりませんが、
環境が想像をはるかに超えるスピードです。
ウェルネス総合投資アカデミーは、
完成された場所ではなく、
常に進化し続ける実験場でありたい。
そんな考え方を軸に、
これからも静かに進化を続けていきたいと思います。



