お金は使わないと損
投資で成功し、
「早期リタイアする人」
って、どんな人だと思いますか?
天才?もしくは、めちゃくちゃ運が良い?
選ばれた人間しかできないと思っていませんか?
確かに成功の定義によっては
そういうことも言えるかもしれません。
しかし、私が早期リタイアしようと
考えたときの計画を聞けば、
「私にもできるかも?!」
と思える人もいるかもしれません。
その計画で重要なポイントがただ1つ
「現実的な計画を立てる」
ことです。
今すぐ1億円稼げるようになりたいとか
月利100%を狙いたいとか、
夢見がちなものではありません。
具体的な数値で説明すると
わかりやすいかもしれません。
まず、最初に
月に最低限いくらお金があれば生活できるか?
計算します。
このときのポイントは
「贅沢して暮らすのに必要な生活費」
を計算してはいけません。
投資を始めるときはみなさん、
プール付きの一軒家で海外生活したいとか、
高級車で高級レストランに行きたいとか、
そんなことを考えがちですが、
そうではなくて、あくまで、
「最低限の生活費」
です。
私は月25万円あれば、十分生活できると考えたので
「25万円×12か月=年300万円」
1年にこれだけあれば生活はできると考えました。
次に考えることは運用資金です。
当時、投資スキルを身に付けてからは
大体、年利20~30%の利益は
出せるようになっていました。
しかし、投資は何が起こるかわかりません。
念には念をで、年利10%くらいなら余裕で
パフォーマンスは出せると自信があったので
「300万円÷0.1(年利10%)=3000万円」
つまり、3000万円の資金があれば、
贅沢はできないが、一生涯投資だけで生活できると考え、
本業&投資の利益のハイブリッド収入で
コツコツ3000万円の運用資金を作りました。
実際は年利10%よりもパフォーマンスは出ていたので
運用資金が増えれば増えるほど、
生活費を稼ぐことは簡単になります。
そうすると、ますますメンタルが安定し、
正のスパイラルが始まります。
このように目標を現実的にすれば、
意外に早期リタイアは難しくありません。
最初から1億円稼ぎたいとか
目標を高く持ちすぎると、モチベーションを保てず、
途中で挫折してしまいます。
実際、2020年に日本でも発売された
著者クリスティー・シェンの
「FIRE 最強の早期リタイア術」
でも、同様の内容が記されています。
私はFIREという言葉が流行する前から
無理をせず、現実的に経済的自立と早期リタイアする方法を
実践していました。
今すぐ1億円欲しい!!みたいな
夢見がちな目標ではなく、
現実的な目標を小ステップで積み重ねる方が
うまく行きます。
早期リタイアは「最低限の生活費」から考えれば、
そんなに難しくはありません。
早期リタイアをしたい人は
焦らず、自分でもできそうな目標から立ててみませんか?