投資は90%が心理学
私の投資スクールのレッスンでは
とにかく、
「実践、実践、実践・・」
アウトプット学習を中心にカリキュラムを
組んでいます。
今日は、なぜ、アウトプット学習を中心にした
レッスンにしているか?についてお話したいと思います。
それは、
ずばり、最初に結論をお話すると、
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が
実験で以下の「黄金比率」を証明したからです。
「インプットとアウトプットの黄金比=3:7」
アウトプット学習を中心にした方が
スキルの習得が圧倒的に早いそうです。
確かに、野球の本読んだだけでは、甲子園には行けないし、
ピアノの本を読んだだけで、人を惹きつけるメロディを
弾くことはできません。
実践しないと何でもうまくならないですよね?
さて、アーサー・ゲイツ博士の実験ですが、
具体的にどんなことをしたのか?
気になる人もいますよね?
以下のような実験をしたそうです。
100人以上の子どもたちに、
「人名年鑑」に書かれた人物プロフィールを
暗唱するように指示し、
インプットとアウトプットの時間を変えて、
どうなるか?
という実験です。
実験時間は9分。。。
「覚える時間」(インプット)と「練習する時間」(アウトプット)の割合を
グループごとに比率を変えて、実験しました。
Aグループには「覚える時間」(インプット)を
全体の30%、「練習する時間」(アウトプット)を70%
Bグループには「覚える時間」(インプット)を全体の70%、
「練習する時間」(アウトプット)を30%
結果は、「覚える時間」(インプット)を30%、
「練習する時間」(アウトプット)を70%にした
Aグループの方が圧倒的に暗唱できる子が
多かったそうです。
なんとなく、私もそんなアウトプット学習が大事と
認識はしていましたが、
データで示されると、より確信が深まります。
この実験結果を聞いて、
私もアウトプット学習を70%くらいになるように
カリキュラムを修正しました。
現在、当スクールは42期生まで継続していますが
初期のインプット学習中心のレッスンと
最近のアウトプット学習中心のレッスンとでは
明らかに受講生のモチベーションも成果も
アウトプット学習を中心にした方が高まっています。
Youtubeや投資商材の動画で知識を学んでも、
なんとなくわかった気になるだけ。。
実践してみると、全然うまくいかない・・・
インプット学習だけでは、
深層心理まで理解が到達できないんですよね。
アーサー・ゲイツ博士の実験は
投資教育業界だけでなく、
あらゆる分野に多大な貢献をしたと思います。
もし、あなたが投資スキルを
長期間学習しても習得できていないなら、
それはインプット学習を中心にしているからかもしれません。
しっかりとアウトプット学習を中心に
学習していきましょう。