心を込めたお墓参りの作法とマナー

山田泰平

山田泰平

テーマ:葬儀後のお話

皆様、こんにちは。株式会社大阪セレモニー代表の山田泰平です。

今回は、「お墓参り」についてお話しします。

お墓参りは、故人様やご先祖様を偲び、感謝の気持ちを伝える大切な習慣です。

しかし、

「お墓参りって、いつ行けばいいの?」

「どんな服装で行けばいいの?」

「お供え物は何を持っていけばいいの?」

など、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。

今日は、お墓参りの意味、時期、マナー、持ち物、服装、そして、お墓参りが難しい場合の代行サービスなどについて、詳しく解説します。

お墓参りの意味

お墓参りには、以下の3つの意味があります。

故人様やご先祖様を供養する

お墓の前で手を合わせ、故人様やご先祖様の冥福を祈ります。

お墓を掃除したり、お花やお供え物を供えたりすることで、故人様やご先祖様を供養します。


故人様やご先祖様に近況を報告する

お墓の前で、自分の近況や、家族の様子などを報告します。

故人様やご先祖様に、見守っていてくださいとお願いするのも良いでしょう。


家族の絆を深める

家族でお墓参りをすることで、家族の絆を深めることができます。

故人様やご先祖様の話をしたり、思い出を語り合ったりすることで、家族のつながりを再確認することができます。

お墓参りの時期

お墓参りに行く時期に、決まりはありません。

しかし、一般的には、以下の時期にお墓参りに行くことが多いです。


お盆(8月13日~16日頃):

ご先祖様の霊が帰ってくるとされる時期です。

お盆には、家族でお墓参りをするのが一般的です。


お彼岸(春分の日・秋分の日を中日とする前後3日間):

春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日です。

この世とあの世が最も通じやすい日とされ、お墓参りに適した時期とされています。


命日・月命日:

故人様が亡くなった日(命日)や、毎月亡くなった日と同じ日(月命日)にお墓参りをする方もいます。


年末年始:

年末年始に、家族でお墓参りをする方もいます。

お墓参りのマナー


お墓の掃除

まず、お墓の周りを掃除します。

雑草を抜いたり、落ち葉を掃いたり、ゴミを拾ったりしましょう。

墓石を水洗いし、汚れを落とします。

墓石を洗う際は、柔らかいスポンジや布を使用しましょう。

洗剤を使用する場合は、中性洗剤を使用し、よく洗い流しましょう。


お供え

お花、お線香、ろうそく、お水、故人様が好きだった食べ物や飲み物などをお供えします。

お花は、菊や百合などが一般的ですが、故人様が好きだった花を供えても構いません。

お線香は束のまま火をつけ、線香立てに立てます。

ろうそくは火を灯し、ろうそく立てに立てます。

お水は水鉢に入れ、食べ物や飲み物は、半紙を敷いた上に置きます。

お供え物は持ち帰りましょう。


お参り

お墓の前で合掌し、一礼します。

故人様やご先祖様に、心の中で話しかけましょう。

お線香をあげ、ろうそくに火を灯します。

お水をかけ、手を合わせます。

最後に、もう一度一礼しましょう。

お墓参りの持ち物

  • お花
  • お線香
  • ろうそく
  • ライターまたはマッチ
  • お水
  • 数珠
  • 半紙
  • 掃除用具(ほうき、ちりとり、雑巾、バケツ、ブラシなど)
  • 手桶
  • 柄杓
  • ゴミ袋
  • 故人様が好きだった食べ物や飲み物(お供えする場合)


お墓参りの服装

お墓参りの服装に、決まりはありません。

しかし、派手な服装や露出の多い服装は避け、清潔感のある服装を心がけましょう。

男性:スーツ、ジャケット、シャツ、スラックスなど

女性:ワンピース、スーツ、ブラウス、スカートなど

お墓参りが難しい場合の代行サービス

近年、

  • 遠方に住んでいる
  • 高齢で、お墓参りに行くのが難しい
  • 仕事が忙しくて、時間がない


などの理由で、お墓参りに行けない方が増えています。

そのような方のために、お墓参り代行サービスがあります。

お墓参り代行サービスでは、

  • お墓の掃除
  • お花やお供え物の交換
  • お参り


などを代行してくれます。

大阪セレモニーではそういった代行サービスは行っておりませんが、ご紹介できるかと思われますので、お気軽にご相談ください。

株式会社大阪セレモニー

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山田泰平
専門家

山田泰平(葬儀)

株式会社大阪セレモニー

当社は家族葬を専門に、これまで1000件以上の葬儀をお手伝いさせて頂きました。少人数だからこそ実現できるきめ細やかなサービスと、ご遺族様の想いに寄り添った丁寧な対応を心がけています。

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