「法事と法要って、何が違うの?いつ何をするの?」
皆様、こんにちは。株式会社大阪セレモニー代表の山田泰平です。
今回は、「こんな葬儀の種類もあるんですよ」シリーズの第1弾として、「宇宙葬」についてご紹介します。
宇宙葬とは、故人の遺骨や遺灰をロケットや人工衛星に搭載し、宇宙空間に打ち上げる葬送方法です。
「宇宙に散骨する」と表現されることもありますが、実際には、遺骨を宇宙空間に散布するわけではありません。
「壮大なスケールで故人を見送りたい」「宇宙が好きだった故人の夢を叶えたい」という方々に選ばれています。
宇宙葬の種類
宇宙葬には、主に以下の4つの種類があります。
人工衛星プラン
故人の遺骨を納めたカプセルを、人工衛星に搭載して打ち上げます。
人工衛星は、数年から数十年、地球の周りを周回し続けます。
最も費用が高額なプランです。
宇宙空間プラン(人工衛星利用)
故人の遺骨を納めたカプセルを、ロケットに搭載して打ち上げます。
ロケットは、地球の大気圏を突破し、宇宙空間に到達します。
遺骨は、宇宙空間で放出される、または、カプセルごと宇宙空間に留まります。
宇宙空間プラン(バルーン利用)
故人の遺灰を特殊なバルーンの中に入れて成層圏まで運びます。
その後、バルーンが割れ、遺灰が自然に拡散されます。
月面供養プラン
故人の遺骨を納めたカプセルを、月面探査機に搭載して打ち上げます。
遺骨は、月面に届けられます。
最もロマンチックなプランですが、実現のハードルは高いです。
宇宙葬の費用
宇宙葬の費用は、プランや業者によって大きく異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
- 人工衛星プラン: 200万円~
- 宇宙空間プラン(人工衛星利用): 50万円~100万円程度
- 宇宙空間プラン(バルーン利用): 20万円~
- 月面供養プラン: 数百万円~
宇宙葬のメリット
壮大なスケール:宇宙という壮大なスケールで故人を見送ることができます。
ロマンチック:宇宙が好きだった故人の夢を叶えることができます。
お墓が不要:お墓を建てる必要がないため、お墓の管理や後継ぎの心配がありません。
世界中どこからでも:打ち上げ場所に関わらず、世界中どこからでも申し込むことができます。
宇宙葬のデメリット
費用が高額:他の葬送方法に比べて、費用が高額になる傾向があります。
打ち上げの延期・失敗のリスク:ロケットの打ち上げは、天候などの影響で延期されたり、失敗したりする可能性があります。
遺骨が手元に残らない:遺骨は宇宙に送られるため、手元には残りません。
法的な規制:宇宙葬に関する法律や規制は、まだ十分に整備されていません。
宇宙葬の注意点
信頼できる業者を選ぶ:宇宙葬は、新しい葬送方法であるため、実績や信頼性のある業者を選ぶことが重要です。
契約内容をよく確認する:打ち上げの時期や方法、費用、キャンセル料など、契約内容をよく確認しましょう。
家族の理解を得る: 宇宙葬は、従来の葬送方法とは異なるため、家族の理解を得ることが大切です。
法的な規制を確認する:宇宙葬に関する法律や規制は、国や地域によって異なります。事前に確認しておきましょう。
大阪セレモニーでは、宇宙葬は現在取り扱っておりませんが、信頼できる提携業者をご紹介することができます。
宇宙葬についてご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
株式会社大阪セレモニー



