もう迷わない!葬儀のプロが答える、喪主・ご遺族のリアルなお悩み相談室

山田泰平

山田泰平

テーマ:葬儀の知識

皆様、こんにちは。株式会社大阪セレモニー代表の山田泰平です。

今回からスタートする「喪主やご遺族からのご相談シリーズ」では、皆様から寄せられるリアルな質問に、葬儀のプロとして、包み隠さずお答えしていきます。

葬儀は、人生でそう何度も経験することではありません。

だからこそ、わからないこと、不安なこと、誰に聞けばいいのかわからないことがたくさんあると思います。

「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな…」なんて心配は無用です。

どんな些細なことでも、私たち大阪セレモニーにご相談ください。

今日は、実際に私がお客様からよく受ける質問と、それに対する回答をQ&A形式でご紹介します。

Q1:喪主って、具体的に何をすればいいの? 私に務まるか不

A1:喪主は、葬儀の「代表者」であり、「取りまとめ役」です。

具体的には、以下のようなことを行います。

葬儀社との打ち合わせ:葬儀の形式、日程、場所、費用などを決めます。

親族への連絡:訃報を伝え、葬儀の日程などを連絡します。

弔問客への対応:通夜や告別式で、弔問客にお礼を述べます。

僧侶への対応:お布施を渡したり、お茶出しをしたりします。

火葬場での手続き:火葬許可証を提出したり、収骨をしたりします。

精進落としの準備:食事の手配や、席順を決めたりします。

香典の管理:香典を受け取り、香典帳に記帳します。

葬儀後の手続き:死亡届の提出や、各種手続きを行います。

…と、文字にすると大変そうに感じるかもしれませんが、ご安心ください。

喪主は、必ずしも一人で全てをこなす必要はありません。

親族や葬儀社のスタッフに協力してもらい、分担して進めましょう。

Q2:葬儀費用を抑えたいのですが、何か良い方法はありますか

A2:葬儀費用を抑える方法は、いくつかあります。

家族葬や一日葬を選ぶ:家族葬や一日葬は、一般的な葬儀よりも費用を抑えることができます。参列者を限定することで、飲食接待費用や返礼品費用を削減できます。

直葬(火葬のみ)を選ぶ:直葬は、最も費用を抑えられる葬儀形式です。通夜や告別式を行わないため、葬儀本体費用を大幅に削減できます。

公営の斎場を利用する:公営の斎場は、民間の斎場よりも利用料金が安い場合があります。

生花祭壇ではなく、白木祭壇を選ぶ:生花祭壇は、華やかですが、費用が高額になります。白木祭壇は、シンプルですが、費用を抑えることができます。

料理や返礼品のグレードを下げる:料理や返礼品のグレードを下げることで、費用を抑えることができます。ただし、あまりにも質素なものを選ぶと、参列者に失礼にあたる場合があるので、注意が必要です。

複数の葬儀社から見積もりを取る:同じような内容の葬儀でも、葬儀社によって費用が異なる場合があります。複数の葬儀社から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格で葬儀を行うことができます。


葬儀費用を抑えることは、決して悪いことではありません。

故人様やご遺族の意向を尊重し、無理のない範囲で費用を抑える方法を検討しましょう。

Q3:(Yahoo知恵袋より抜粋、改変) 遠方に住んでいる


A3:遠方に住んでいる親族には、電話で訃報を伝えるのが一般的です。

深夜や早朝の連絡は避け、相手の都合の良い時間帯に電話しましょう。

落ち着いた声で、故人の名前、死亡日時、場所などを伝えます。

葬儀の日程や場所が決まっている場合は、併せて伝えてください。

また、遠方からの参列が難しい場合は、無理強いしないようにしましょう。

そんな時は、弔電や供花を送っていただくよう、お願いしても良いでしょう。

Q4:(Yahoo知恵袋より抜粋、改変) 葬儀で、喪主として


A4:喪主の挨拶は、故人様に代わって、参列者の方々へ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

しかし、無理に長い挨拶をする必要はありません。

短くても心のこもった言葉であれば、十分に気持ちは伝わります。

事前に話す内容をメモしておくと、落ち着いて挨拶できます。

どうしても話すのが難しい場合は、親族や葬儀社のスタッフに代読してもらうこともできます。

【例文】

「本日は、お忙しい中、亡き父〇〇の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。
父は、〇月〇日〇時〇分、〇〇歳で永眠いたしました。
生前は、皆様に大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
父は、〇〇(故人の人柄や趣味など)な人でした。
…(故人との思い出など)
父との別れは、大変寂しいですが、父から教わったことを胸に、これからも前向きに生きていきたいと思います。
本日は、誠にありがとうございました。」

Q5:お寺との付き合いがないのですが、どうすれば良いですか?


A5:菩提寺がない、お寺との付き合いがない場合は、葬儀社に相談すれば、お寺を紹介してもらえます。

もし宗旨・宗派の希望がある場合は、事前に伝えておきましょう。

紹介してもらったお寺に、直接連絡を取り、葬儀の依頼をしますが、お布施の金額や、戒名についてなど、わからないことは、遠慮なくお寺に確認しましょう。


近年、特定の宗教・宗派にとらわれない無宗教葬を選ぶ方も増えています。

大阪セレモニーでは、この他にも、様々なご質問にお答えしています。

どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

私たちは、皆様の不安を少しでも解消できるよう、全力でサポートいたします。

株式会社大阪セレモニー

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山田泰平
専門家

山田泰平(葬儀)

株式会社大阪セレモニー

当社は家族葬を専門に、これまで1000件以上の葬儀をお手伝いさせて頂きました。少人数だからこそ実現できるきめ細やかなサービスと、ご遺族様の想いに寄り添った丁寧な対応を心がけています。

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