誰にも看取られず逝くということ… 孤独死の葬儀で私たちができること
皆様、こんにちは。株式会社大阪セレモニー代表の山田泰平です。
前回は、葬儀費用の全体像と、見積もりを確認する際の基本的な心構えについてお話ししました。
今回は、見積もり項目の中でも特に注意が必要な「葬儀本体費用」について、詳しく解説したいと思います。
「葬儀本体費用」とは、葬儀を執り行うために直接必要な費用のことでしたね。
具体的には、以下のような項目が含まれます。
祭壇:故人様を安置し、お花や遺影写真を飾るための台です。
棺:故人様を納めるための棺です。
遺影写真:故人様の写真です。
骨壺:ご遺骨を納めるための壺です。
霊柩車:ご遺体を火葬場まで搬送するための車です。
火葬料金:火葬を行うために必要な費用です。
ドライアイス:ご遺体の状態を保つために使用します。
遺体安置料:ご遺体を安置するための費用です。
枕飾り:ご遺体の枕元に飾る、小さなお供え物です。
受付用品:受付に必要な文具や、香典帳などです。
役所手続き代行:死亡届などの役所手続きを代行する費用です。
スタッフ人件費:葬儀を執り行うための人材にかかる費用です。
これらの項目は、葬儀社によって、含まれるものと含まれないものがあります。
また、同じ項目でも、グレードや種類によって金額が大きく異なります。
例えば、「祭壇」一つとっても、
- シンプルな白木祭壇
- 花祭壇
- オリジナルデザインの祭壇
など、様々な種類があります。
当然、グレードが高くなるほど、費用も高くなります。
「棺」についても、
- 桐製の棺
- 布張りの棺
- 彫刻が施された棺
など、様々な種類があり、素材やデザインによって、価格が大きく異なります。
「葬儀本体費用」で注意すべき点は、以下の3つです。
①「一式」という表現に惑わされない。
「祭壇一式」「棺一式」というように、まとめて記載されている場合は、内訳を必ず確認しましょう。
何が含まれていて、何が含まれていないのか、具体的に質問することが大切です。
②グレードや種類を確認する。
同じ項目でも、グレードや種類によって、金額が大きく異なります。
カタログや写真を見せてもらい、実物を確認するようにしましょう。
③不要なものは、はっきりと断る。
葬儀社の見積もりには、必ずしも必要でないものが含まれている場合があります。
不要なものは、遠慮なく断りましょう。
大阪セレモニーでは、お客様のご要望に合わせて最適なプランをご提案しています。
「葬儀本体費用」についても、一つ一つの項目について丁寧に説明させていただきます。
ご不明な点やご不安な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
見積り項目解説及び注意点シリーズ①
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