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コラム

短歌エッセイ~短歌結社「草木」誌への投稿文~

2013年7月20日 公開 / 2014年5月23日更新

コラムカテゴリ:スクール・習い事

オフィス カタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ

2013年の4月より、大阪文学学校の松本衆司先生のもと、「詩とエッセイ」にボチボチ!?励んでおります(^_^.)
体調がすぐれず、休みがちだったのですが、それでも温かく迎えてくださる先生とお仲間の皆さん!(^^)!
有難いことです<m(__)m>

そんな中、書いた一つを挙げてみました。
ご一読いただけると、幸いです<m(__)m>





「短歌と出会って」

  
 「縦じまに等圧線が並ぶときエキセントリックな寒波が笑う」

この二月に、強烈な寒波が襲った折の天気予報を見ていて、作った歌である。ぼんやりと見つめたテレビ画面には、縦方向に、冬ならではの配置の等圧線が映っていた。「これは使えるかも?」と、寒波の強さを表す言葉を選び、リズムよい言葉を選んだものだ。このように、最近では日々の生活の中でもふと、言葉を探し求める自分がいる。それは、短歌を始めてから此処二年程のことだ。

 逆に言うと、それ以前は、言葉に敏感ではなかったのだろうか。そう自問すると正直、わからない。ただ、そもそも本を読むのも文章を書くのも好きだったので、言葉に鈍感、と言うわけではなかったとは思う。ただ短歌を始めてからは、言葉の持つ力をより見つめるようになったことが、大きな変化だ。さまざまな物事に出会った私が、その時の感情をじっと見つめ言葉で表していく。見たくない感情が湧き出てくることもあれば、「心を鷲掴みにされ、揺さぶられる瞬間はこれか」と新たな自分を発見する場面もある。その感情をしっかり読む人に伝えられる言葉選びに、数日かかることもある。しかも定型詩である枠組みに縛られながら、音律もよりよいものを詠んでいくことはしんどいこと。まだまだまだまだ、修行が必要だ。

 有難いことに、「草木」と言う場に居る今は、毎月添削もして頂いている。他者の目を意識した詠歌が出来ることは幸せなことだ。もっと多くの歌を読み、味わい、歴史的仮名遣いを用いた快いリズムのものを詠えるようになるのが、今後の大きな目標である。







心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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この記事を書いたプロ

角野裕美

小論文指導と自己表現・進路アドバイスの専門家

角野裕美(Office Catalyst(オフィス・カタリスト))

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