三都華子プロのご紹介
おしゃれな空間で楽しみながら、美しい文字の書き方を学べる教室を主宰(3/3)
もっとたくさんの人に文字を書くことの楽しさを知ってもらいたい
三都さんが念願だった自身の教室を開いたのは、27歳の時。「もっと気軽に足を運べて、通うのが楽しみになるような書道教室があればいいのに、という気持ちからでした」と当時を振り返ります。
「書道教室というと、お子さんや高齢の生徒さんが多く、どこか堅くて真面目なイメージがあると思います。そこで、明るく、おしゃれな雰囲気で、楽しみながら学べる教室があれば、もっと私たちのような若い世代の人にも来てもらえるのではないかと考えました」
実際、生徒の中には「こんな教室を待っていた」と喜ぶ人が多く、生徒数も順調に伸び続けています。そこで、もっと広い場所に移転し、一人でも多くの人を受け入れられるように準備をしているところだと言います。
「これからも、たくさんの人に字を書くことの楽しさを伝えていきたいですね」と生き生きとした表情で話す三都さん。SNSを活用した情報発信をはじめ、外部での出張レッスンやイベントの実施などにも力を入れます。
「ペン字や書道は、どなたでもすぐに始められる趣味の一つです。昨今はパソコンやスマートフォンが普及して、文字を書く機会が減ってしまったかもしれません。でも、たまにしか書かないからこそ、いざという時にきれいな文字が書けると、うれしいですよね。また、直筆で一文字一文字書くことで、相手に自分の思いを届けることができます。ぜひたくさんの人に文字を書くことの楽しさを味わってもらいたいです」
(取材年月:2022年8月)
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