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コラム

2016 NO.98 夏季号 すかぁばてぃ より  

2016年7月3日

テーマ:お寺めぐり

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: 畳 掃除畳 張り替え

京都府長岡京市  総本山光明寺の 
       2016 NO.98 夏季号 すかぁばてぃ が発刊されました。 
               京石 ギャラリーメンバー RYUMYOの作品が 夏季号の表紙になりました。




                           お寺の門

浄土と極楽の世界。
その様子は仏説阿弥陀経の中に「諸々の苦しみが無くただ楽のみを受けるので極楽と名づく」と
説かれています。
さまざまな色の蓮華が咲き、島の声や風までもが教えを説いているとも書かれています。
お寺の門をくぐり、一歩中へ入れば、そこはもう、世間から離れた別世界。
この世の「お浄土」です。

「お寺の門をくぐれば、そこはお浄土だよ」
学生時代、境内の掃除をしている私たちを見て、老僧が教えてくれた言葉です。
この言葉が、今でも頭の片隅に残っています。
ある日、参道の石畳をほうきで掃きながら、お参りに来られる方とすれ違いました。
「こんにちは」「ようこそお参りです」と声をかけると「暑いのにご苦労さん」と返事が返ってきました。
中には「綺麗にしてくれてありがとう」と声を掛けられる方があります。

ありがとう? お寺に来た人が、何故お礼を言うんだろう。学生時代には、ふと疑問に思ったことが有りました。今ではその答えが私の中で解けつつあります。

                                           
                         表紙の説明    RYUMYO( すかぁばてぃより転載 )

 

この記事を書いたプロ

高田治郎

墓石の専門家

高田治郎(株式会社 京石)

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