新緑美しい 楠妣庵観音寺を参拝して。
先日、在原業平が晩年過ごしたと言う十輪寺をお訪ねしました。
十輪寺は嘉祥3年(850年)に創建されました。
『千早ぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐに 水くくるとは』
で知られる平安時代の歌人で「伊勢物語の」主人公でも有る在原業平が晩年を十輪寺で過ごし
別名「業平寺」とも言われています。
業平御墓や二条の后に塩焼きの香りで思いを伝えたという塩釜が有りました。
ご本尊は伝教大師御作の延命地蔵菩薩で等身大木造の坐像で
、その御腹に巻かれた腹帯で染殿皇后が安産された事から
腹帯地蔵尊と称し、今も子授や安産を願う婦人達の厚い信仰をあつめています。
この日はお寺を拝観し至福の時を過ごさせて頂きました。
十輪寺では5月28日に業平三弦法要も営まれます。
6月には 『業平』 のオペラも開催されますので是非ご覧ください。
オ ペ ラ 「業平」 ★ ★ ★
6/11 PM4:00 前売り\3000
能 『小塩』 による 二幕のロマンティックオペラ
明治アニバーサリーホール (京都エミナース)
京都市西京区大原野東境谷町 TEL075-332-5800
京都西山、大原野を舞台とした在原業平と二条の后による悲恋の幻影。