位牌は亡き人そのもの、ご先祖様そのもの

仏教では亡くなって四十九日目に次の生まれ変わり先が決まると説きます。(一部宗教を除く）。

生まれ変わりの世界としては、
地獄、餓鬼（飢えの世界）、畜生（動物）、修羅（戦いの世界）
という恐ろしい世界、そして人間や天の世界などがあります。

　しかし、実際に位牌をお祀りする方の感覚で言えば、
地獄に落ちた親をお祀りしているわけでもなく、
畜生（動物）に生まれ変わった兄弟をお祀りするわけでも、
アメリカ人などの外国人に生まれ変わったご先祖を
お祀りしているわけでもありません。
なくなった方が、何処に生まれ変わったのか、
私達にはわかりませんがお位牌をお祭りするとき、亡き人そのもの、
あるいはご先祖様としてお祭りするという感覚が一般的で

位牌はなくなった方のシンボルであり、浄土に生まれ変わった故人のシンボルとなるのです。

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