人が死ぬと北枕で寝かせるのは?

高田治郎

高田治郎


 祇園精舎の鐘の声 諸行無情の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

有名な「平家物語」の一説です。
ここに出てくる 「沙羅双樹」は 「2本のサーラの木) と言う意味です。

お釈迦さまが80歳になった時、
故郷のカピラヴァスツの方角に向かって最後の旅に出ました。
旅の途中で体がかなり弱り瀕死の重体に陥ってしまわれ、待者に命じて
2本のサーラ樹の間に床を用意させて横たわりました。
この2本のサーラ樹が 「平家物語」 で言うところの沙羅双樹です。
お釈迦さまは弟子たちに向かい
「修行僧たちよ、すべては移ろいゆく。怠りなく努め励めよ」 
と言い残され入滅されました。

このときの姿が、右脇を下にし頭を北に向け顔を西に面した
いわゆる 「頭北面西脇右臥」 というスタイルだったと言われています。
そこで今でも死者は、
お釈迦さまのこの姿に因んで北枕にして寝かせるのだそうです。

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高田治郎
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高田治郎(石材販売・霊園開発)

株式会社 京石

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