「大阪舞洲ゆり園」に行ってきました。
なぜ、お墓に「写経」を埋めるのでしょうか?
古代インドにあった卒塔婆「お墓」に「写経」を埋める
習慣が今日の日本にも生きています
仏教は、今から2千5百年ほど前の古代インドで、
お釈迦様によって生まれました。お釈迦様は80歳
(紀元前480頃)で入滅されましたが、残された5百人の
お弟子さんたちが集まって、お釈迦様の言葉を(教え)
正しく残す為「私はこのように聞いた(如是我聞)」と
全員で一つ一つ確認しながらまとめました。
それでお経の最初はかならず「如是我聞」で始まります。
しかし、聖人の言葉は「口伝」する、というインドの古い
風習によって文字にせず、
そのまま暗誦して伝える方法がとられました。
それから数百年後に、口伝で無くターラ(多羅樹)の葉に
文字でお経が記録され始めました。
これが「貝葉」で「写経」つまりお経のコピーの始まりです。
日本にも古代インド語の貴重な「梵文(サンスクリット語)貝葉」が奈良の法隆寺に残っています。
写経は中国や日本でも大々的に行われました。
当初の目的は記録でしたが、記録とは別に
「功徳」を積み亡き人の生前の罪を無くす事(懺悔滅罪)
無事に「成仏」し、安らかな「極楽往生」を願う
家族の祈りとやさしい思いが込められています。
春彼岸の今日、奈良中央墓園には沢山の参拝者が有りました。
完成墓石の開眼法要も行われ、お寺様のお経が響き渡りました。
写経も建立者の手で、お墓の中に納められました。
最近では、毎日写経をされる方も増えてきています。
お経ですから、書く度に、心が静まり、功徳を頂き良い事続きです。
写経用紙は奈良中央墓園にて、お渡し出来ます。
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