「大阪舞洲ゆり園」に行ってきました。
こんばんは。㈱京石の四ノ宮です。
ここ10年、お墓の形も多様に変化しています。
これまでの見慣れた和風の形から、デザイン墓石と呼ばれる洋風な形まで様々です。
以前、洋風な形といえば、キリスト教の方のお墓の代名詞のようなものでしたが、最近では、無宗教の方はもちろんの事、仏教徒の方までデザイン墓石を好まれる方が、増えております。
私も、年に何度かデザインの講習会に参加しておりますが、年々、デザインは多種多様になってきております。
と言うのは、お客様の意識がお墓に対して、年々変わってきたからではないでしょうか。
これまでのお墓の、少しマイナスのイメージ(暗い・怖いなど)から、自分の生きた証を残したい、つまり「自分らしいお墓」が増えてきたのだと思います。
ただ勿論、和風のお墓がなくなってきたというわけではありません。割合としては、和風と洋風では7:3くらいではないでしょうか。
しかし、洋風のお墓が増えてきていることは事実です。
写真のお墓では、お客様のご要望は、「シンプルながらも何か一つ自分らしさを出したい」とのことでした。
片隅にバラの花を象嵌(ぞうがん)彫刻と言う技法(石の土台に、違う色の石を埋め込む技法)で、アクセントをつけました。
また、バラの色は、お水をかけることにより、よりはっきりした赤色に変化するため、お客様に非常に喜んでいただけました。
これからも、皆様のご要望に応えられるよう、デザインの勉強にも励んでいきたいと思っております。