20代女性が知っておくべきお金の基礎知識7選(女性向けマネーセミナーより)
①人生における大きなイベントについて知る(ライフイベント)
人生100年時代と言われるようになり、
長い人生をどのように生きていくのか社会人になったこの機会に
考えておくことをおすすめします。
行き当たりばったりで自由に生きるのも良いですが、
最低限の情報収集と準備をしておいた方が不測の事態の際に対応しやすくなります。
人生において起こりうる大きなイベントとして
「結婚」「子育て」「家の購入」「老後の生活」「介護」などがあります。
それぞれのイベントごとにいくらの費用が必要になるのか確認しておきましょう。
②ライフプランニング(人生設計)をしてみる
理想の人生を具体的に時系列で描いてみましょう。
結婚するのか、独身か。
どんな家に住んで、将来はどのような仕事をしているのか?
何歳で何をしたいのか、希望の人生を計画してみましょう。
考えていないことは実現しませんが、自分が普段から考えて実現したいと思っていることは実現しやすくなります。
また、ライフプランニングは一度だけではなく年に1回程度の頻度で繰り返し行うと効果的です。
1年経つと様々な経験をして考え方に影響があったり状況が変わったりします。
③貯蓄したい金額を決めて、給料日に引き落とす
社会人になったら、まずはお金を貯める習慣を身に付けましょう。
学生の頃には手にしなかったまとまった金額が毎月お給料として銀行口座へ入金されます。
何もしなくても残高が増えていく場合は問題ないですが、
人によってはいつまで経っても貯蓄額が増えないこともあります。
まずは緊急時の予備資金として30万円を目標に
毎月1万円もしくは5000円程度をお給料が入ってくる口座とは別の口座へ移しましょう。
そして、その口座のお金には手をつけずに置いておけば自然とお金は貯まります。
別口座を持っていない場合はネット銀行で好きなタイトルをつけてお金の管理ができる
「みんなの銀行」がおすすめです。
紹介コードを入力することで1000円がもらえるキャンペーンも開催中なのでご活用ください。
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※口座開設後、支店選択・ATM暗証番号入力後に紹介コード入力画面が表示されます。
※金額は現時点のものです。詳細や適用条件は口座開設時の注意事項をご覧ください
④生命保険はすでに加入している社会保険を把握し、必要な保障のみ加入する
生命保険については親族や友人から保険の担当者を紹介されることもありますが、
担当者に言われることを鵜呑みにせず、自分でも情報収集をするようにしましょう。
自分のことを一番考えているのは自分です。
また、社会保険料が毎月の給料から引かれているので
「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」など
『社会保険』でまかなえない部分をカバーするようにしましょう。
「厚生年金保険」については老後の年金だけではなく、
障害状態になった際に受け取れる「障害年金」、
万が一の際に遺された家族が受け取ることができる「遺族年金」もあります。
過度に保険料を払い過ぎて保険貧乏にならないように気をつけましょう。
社会保障制度 | 文化庁 (bunka.go.jp)
⑤将来に向けて少額の積み立て投資を始める
年金2000万円問題がメディアで一時期、話題になりました。
公的年金だけを頼りに老後を過ごすには不安があります。
そこでiDeCoやNISAを活用しながら少しずつ積み立てを行いましょう。
22歳の人であれば65歳まで43年間の時間があります。
毎月2万円を積み立てると1032万円になりますが、
これを公的年金の資金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)と同じくらいの
利回り3%で運用できれば2000万円ほどに増えるので年金2000万円問題は解決です。
ただ、長い人生では様々なことが起こるので計画通りにいかないこともあります。
余裕のある時には多めに、余裕のない時には無理をせずに積み立てしていきましょう。
iDeCoは途中で解約ができないので、まずはいつでも解約ができるNISAを活用して少額からスタートしてみましょう。
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