パーソナルカラーで考える式典でのコサージュの色の合わせ方
こんにちは。
パーソナルカラーリストの馬上久恵です。
先日の「パーソナルカラーメイクアドバイス」のイベントで
こんな悩みをお聞きしました。
「悩み相談内容」
病気で薬を服用していることで顔が膨れて見えてしまう!
また、薬の副作用から顔の赤みが強くなってしまった。
最近会った友達からは「太ったの?」と言われて
気持ちが落ち込んでしまい、メイクやお洒落をする気持ちが
なくなってしまいました。
顔の膨らみや赤みを目立たなくするメイク方法はありますか?
という内容でした。
お越しいただいたその日は雨で湿気が強く蒸し厚い日だったにもかかわらず
部屋に入られてからも汗をぬぐいながらも深くかぶった帽子をとることもなく
お話される様子に心の傷の大きさを感じました。
ベースカラーの診断をしますので帽子をとっていただきたいとお願いすると
帽子をとると顔の膨れがよけいに目立つので帽子もとりたくないということでした。
悩みについて様々な問題を一つずつ解決していきます。
①隠したいという強い思いから帽子をとることができない
まず結論からお伝えすると、隠したいという思いとは裏腹に
隠せば隠すほどその部分が目立ってしまう場合があります。
実際に深く帽子をかぶっていることで顔の半分以上が隠れてしまっていて
鼻から下、いわゆる顔の下半分の部分しか正面からは見えません。
顔の上半分が見えないということは、必然的に人の目線は顔の下半分に集中することになります。
また、帽子でかなり目元が陰となり暗くなっていますから、明るい顔の下半分ばかりが
逆に目立っていました。
隠そう隠すそうとするのではなく、一度帽子をとり顔全体の明るさを
均一にして目立たせて良い部分、お客様場合は目が大きくて綺麗でしたから
その部分がもっと輝き、そこに自然と目線が流れるようにメイクをしましょう!と
お答えしました。
②顔の膨らみを小さく見せる方法
理想の顔型は卵型です。
卵型になるように卵型からはみ出る部分をシェーディングで削ります。
顎のラインに陰を作ることでお顔を小さく見せます。
フェイスラインにうっすらと肌よりも暗い色でぼかし込みます。
③顔の赤みを抑える方法
お顔の赤みは気になる場合はコントロールカラーにグリーンを使う。
全体でなくても赤みの強く感じる部分にグリーンを使うことで
肌の色ムラや赤みをカバーしてくれます。
また、お顔全体のメイクアイテムをブルーベースにすることをおすすめしました。
ブルーベースの色の効果は肌の色みを薄くして収縮させる効果があります。
リップカラーやチークなどでブルーベースの色を使うことで気になる赤みを
引きながらメイクができます。
このようのまずは全体のメイクカラーのアドバイスをした後に
ブルーベースのリップやチークでメイクをすると、みるみると
お顔がパッと明るくなりました。
□明るくなったことで変わった印象
・お顔全体が明るくなった
・目がキラキラと輝いて見えた
・お肌が滑らかに見えた
・-5歳の印象に変わった
たくさんのプラスの効果が得られたのは、自分に合うベースカラーを知り
必要な色でポイントをメイクをすることで変われます。
決して、厚く濃いメイクをしてごまかしたのではないのです。
悩みが解決すれば気持ちも明るく前向きにかわっていきます。
これこそがパーソナルカラー、つまり自分を輝かせる色の効果を知る最大の
メリットではないでしょうか!
パーソナルカラーは昨今とても人気があります。
人気の大きな要因には、悩みによって沈んでいた気持ちを
前向きに変えることができる力があるからだと思います。
隠すではなく、見せ方を工夫してお洒落を楽しんでみてください。
■関連コラム
・40.50.60代の若々しく華やかな印象作りに持ちたい
お洒落アイテム3選!
→https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5140340/
・40代・50代・60代 若く綺麗に見せるメイクの気をつけたい3つのポイント→→
→https://mbp-japan.com/osaka/applause/column/5141321/
■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理も交えたパーソナルカラースタイルを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!