痩せて見える着こなしの3つの意識～パーソナルカラーを活かすスタイリング～

こんにちは。
イメージコンサルタントの馬上久恵です。

パーソナルカラー診断後のアドバイスの中でよくお聞きする
「私はぽっちゃり体型なので明るい色の洋服を着ると太って見えませんか？」
という声。

明るい色を着ると太ってみえてしまう！そんな思い込みから明るい色、キレイな色を
避けてしまっている方とお会いすると「もったいない」と思うのです。

今回は明るい色、キレイな色を着こなすための
パーソナルカラーを意識したスタイリングテクニック
「痩せて見えるの3つの意識」のお話です。

①色を意識する

よく生徒様から「やっぱり黒は痩せてみえますか？」という質問を受けます。
確かに、痩せて見える色ではあります。
黒は収縮効果があります。

でも、もう一つ大切な色のメッセージとして
色の「軽重感」があります。

明るい色は軽さを感じさせ、暗い色は重さを感じさせます。

例えば全く同じ大きさのバッグがあるとすると
白のバッグよりも黒のバッグは約2倍
重たく感じるといわれています。

これを洋服で考えた場合、黒は高級感やフォーマル感を演出するのには効果的です。
ですが、軽さ、軽やかさのイメージからは遠くなります。

また、暗い色が似合わない場合
顔全体が暗く見え、顔に陰や線が目立ちます。
結果、険しい表情に見えてしまいます。

第一印象で話しかけづらい人、なんだか怖い人に誤解されることの
多い人は黒や暗い色を好んで着ていることが多くあります。

人と距離をとる人・・そんな印象を与えてしまいます。


着やせ効果のある色の使い方として「色数を絞る」
があります。
色は全体で2色から3色に決めます。

黒のワンピースがあれば、羽織るものや小物に明るい色など他の色を取り入れる。

ロイヤルブルーやパイングリーン、ヒューシャーピンクなども素敵です。
ワンピース、靴やバッグなどを黒で、羽織ものやショールなどに色を取り入れる。

全身を真っ黒にしているよりも格段に軽やかで細く見えますよ。

②服のサイズを意識する

自分をぽっちゃり体型だと感じている方は、本来のサイズよりも大きいサイズを選ばれる傾向があります。


顔色がワントーン明るくなる色と、サイズの合った服を着るだけで確実に3㎏は痩せて見えますよ。

肩や腕のサイズを確認するようにしましょう。
肩や腕のラインが大きく余計なあまりがでていると老けて見える原因になります。

また、素材も重要です。
同じゆったりとしたシルエットのものであっても生地の張り感でイメージが大きく変わります。


ボデイの肉感をひろわないハリ感のある生地や、とろみ素材を選ぶことで着やせ効果が得られます。

③ウエストを意識する

下半身にコンプレックスを感じるあまりトップスにロング丈のチェニックやニット
また、ざっくりワンピースなどを好んで着ている方は多いですね。

お洒落な印象を与えるワントーンコーデやワンカラーコーデはすっきりとした印象に見せる効果があります。

ですが淡い色で全身をまとめすぎるとぼんやりとした印象のコーディネートになる場合もありす。
いわゆる膨張
して見えるのです。

そんな場合は「アクセントカラー」としてベースカラーやその次に使われる
アソートカラーと対照的な色やトーンをウエストに持ってくることで全体が引き締まって見えます。

また、他に色の効果として
☆同じ色でも面積が大きくなるほど明るく鮮やかに見えます。

これを「色の面積効果」と言いますが、特に注意したいのはワントーンカラーのゆったりとしたデザインのワンピース。


街でよく見かけますが、シンプルなイメージの着こなしのつもりで買ったものが
以外に派手に見える場合もあります。


また、思っている以上に色が強調されることから、体型を目立たせてしまう場合もあります。

特にウエストのラインを強調していないダボットしたスタイルのものは色の膨張効果も加わり
かなり膨らんだようなイメージになります。


＜ウエストを意識させる方法＞
・ベルトをする
⇒細めのストレートは使いやすく便利です。
ベルトの金具とアクセサリーの色をリンクさせるとよりお洒落に見えます。
春・秋タイプ（イエローベース）・・・ゴールドカラー
夏・冬タイプ（ブルーベース）・・・シルバーカラー

・ウエストを強調するアイテムを選ぶ
⇒ウエストにギャザーなどデザインがあるもの。
ウエストに自然なデザインがあるもの。


・色のコントラストをつける


・ウエスト部分をブラウジング
⇒トップスの裾を入れる。その後生地を
ゆったりとさせ軽くふくらませます。


デザインがふんわりといている、色は明るく膨張色である。
そうであっても色や小物の使い方次第で必ずウエストを細く見せスタイルが良く見える着こなしができます。

まずはご自身の洋服のシルエット、どんなものが多いかを確認してみましょう！

「POINT」

黒や暗い色の服は細く見えるという安心があるかもしれません。
けれど、明るくキレイな色も着こなしにほんの少し変化を加えるだけで細くすっきりとした印象を作ることができます。

街ではバーゲンも始まります。
今までより少し明るい色にぜひ挑戦して、その後の心の変化を楽しんでほしいと思います。


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■馬上久恵　HISAE　MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション＆色彩心理テクニックを伝える教室
「Applause　of　Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中！