お客様の信頼を一瞬で勝ち取る!ビジネス自己表現術の基本
■ 18年間お伝えし続けている「営業に活かす自己表現術」
こんにちは。印象コーディネーターの馬上久恵です。
前回のコラムでは、女性営業職にとって外見や色の選択はお洒落ではなく、ビジネスを有利に進める「戦略的なツール」であるとお話ししました。
これこそが、私がパーソナルカラーの世界に身を置いて18年間、最もお伝えしたかった最大のテーマでもあります。
先月、静岡県宅建協会様にて女性会員の皆様向けに講演をさせていただいた際も
この「営業に活かす自己表現術」を軸にお話しいたしました。
その中で、特に受講者の皆様の目が輝き、大好評だったのが、色の「明るさ(明える心理的効果度)」が相手に与える心理的効果についてです。
実は、服の色の明るさを変えるだけで、お客様との「心理的な距離感」を意図的にコントロールすることができます。
■ 「明るい色」がもたらす「レフ板」効果と安心感
白やパステルカラー、ライトグレーといった「明るい色(高明度な色)」を顔の近くに持ってくると、光を反射して顔全体に光を届ける「レフ板」のような役割を果たしてくれます。
肌のトーンが自然に上がり、生き生きとした健康的な印象を相手に与えることができるのです。
カラーの世界では、色が与える印象を説明する際によく「トーン表」を使います。
明るい色にあたるトーンには、それぞれ以下のようなイメージや感情効果があります。
• ブライトトーン: 明るい、健康的な
• ライトトーン: 澄んだ、爽やかな
• ペールトーン: 優しい、若々しい、女性的
これらは営業の場面で必要な「親しみやすさ」「清潔感」「ポジティブなエネルギー」を演出したい時に非常に効果的です。
この色彩効果は、ぜひメイクでも意識してみてください。
明るい色には「肌を明るく見せる」「膨張(ふっくら)させる」効果があります。年齢とともに頬のコケや、くすみによって肌が暗く見えたり……
そんな時は、いつものチークをワントーン明るい色に変えてみるのがおすすめです。
ふわっと顔色が明るくなり、若々しい安心感を相手に与えることができます。
■ 「暗い色」がもたらすプロとしての威厳と、影の罠
一方で、黒やネイビー、チャコールグレーなどの「暗い色(低明度な色)」は、ビジネスシーンに欠かせない「重厚感」や「知的さ」を演出してくれます。
しかし、顔まわりに暗い色を持ってくる際には、少しだけ注意が必要です。
暗い色は、お顔にある「影」を同調させて強調してしまう性質を持っています。
そのため、シミやクマなどの色素沈着、あるいは年齢とともに気になるお顔の
ほうれい線などを、知らず知らずのうちに目立たせてしまうことがあるのです。
疲れて見えたり、少し厳しい表情に見えたりしては、営業の場でお相手に緊張感を与えてしまいかねません。
「今日は少し疲れているな」と感じる日や、夕方以降の大切な商談のときほど意識して顔周りに明るい色を配置することをおすすめします。
■ 目的で選ぶ、営業での色の使い分け
では、どのように営業活動に活かせばよいでしょうか。おすすめは、その日の「目的」に合わせた使い分けです。
• 新規開拓や、関係性を築きたいとき:
トップスに明るいトーンを選び、お相手の緊張をほぐす「優しい自己表現」を意識します。
• 契約の締結や、専門性をアピールしたいとき:
ジャケットなどは暗い色で引き締めつつ、インナーの明るさで顔の影を払拭し
「信頼感と清潔感」を両立させます。
「何を着るか」は、あなたが「お相手をどれだけ大切に想っているか」という敬意の表現であり、その表れこそがビジネスマナーの第一歩です。
色の細かな違いを見極めるのは難しくても、明るさの違いであれば誰もが簡単に見分けられます。色の明るさが持つ力を味方につけて、あなた本来の魅力と誠実さを、ぜひ大切なクライアント様へ届けてみてくださいね。
■社内研修・ビジネス講座のご案内
各種企業・団体・組合様向けの「ビジネス印象アップ研修」「カラー戦略を取り入れた自己表現講座」を承っております。
・「社員の第一印象を磨き、企業の信頼度を高めたい」
・「お洒落の域を超えた、ビジネスに直結する戦略な装いを導入したい」
・「女性活躍推進や組合のイベントとして、モチベーションの上がる確かな研修を企画したい」
今回のコラムや講演と同様に、独自の理論と実践的なワークを交え、受講者の皆様が楽しみながら主体的に学べるカリキュラムをご提案いたします。
ご予算や受講人数、テーマに合わせた個別カスタマイズも可能です。
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