流行色が似合わない場合の取り入れ方 大阪マナー&カラー個人指導教室
こんにちは。
パーソナルカラー&色彩コミュニケーション講師の馬上久恵です。
先日、あるグループの皆様に「長所を引き出す美人顔メイク」のお話しを
しました。
このグループの方々は「営業職」の皆さんです。
「営業をしていくのに、見た目は大事ですか?」
という質問からこのレッスンがはじまりました。
今日は「長所を引き出すメイクテクニック」のポイントをまとめてお話したいと思います。
目次
①メイクは必要か
②メイクは難しく考えない
③メイクで大切なポイント
①メイクは必要か?
イベントのお仕事では1日にたくさんの方とお話をします。
「私に似合う色は何色ですか?
「どんな洋服の色にすればいいですか?」
「営業成績があがる色の洋服はありますか?」
皆さんからの質問で圧倒的に多いのは洋服のお話です。
メイクはされないのですか?と私がお聞きすると
「メイクが苦手です」
「何をどうすればいいかわからないから メイクはあまりしません」
の声が聞かれます。
私は洋服のアドバイスだけではなく、必ずメイクアドバイスも行うようにしています。
なぜなら、第一印象が決まる要因として
◦見た目、表情、しぐさの視覚情報:55%
◦声のトーン、話し方の聴覚情報:38%
◦話の内容など、言語情報:7%
このデータからもわかるように半分以上は外見で印象づけられているということです。
初対面で好印象を与えるには、外見力を高めることが大切なのがわかります。
自分らしさが輝くスタイルを確立するためには洋服と同じように
メイクやヘアも大切なのです。
中でも「ツヤ」感!
肌のツヤ、髪のツヤ!
「ツヤ」を意識することで健康的でイキイキしたイメージを作ることができます。
本来の肌を変えていくのは少し時間が必要ですが、上手くメイクの効果を使うことですぐにでも「ツヤ」のある肌を作ることができます。
②メイクは難しく考えない
メイクで1番大切なポイントは
自分の顔に合った、自分の美しさが引き出されるメイクであること。
自分の顔の型は?
眉や唇の形は?
顔の型やパーツの形、肌の状態はみなさんそれぞれ。
雑誌に載っているメイクをお手本にしてもうまくいかないと感じるのは
当然だということです。
<顔型のタイプを知りましょう>
形が与える共通のイメージとして
◦△三角形
シャープ、冷たい、先進的
◦楕円形
ソフト、親しみ、暖かみ
などがあります。
顔の形でいうと楕円形である卵型を基準にすることで、好感度が高くなります。
まずは鏡で自分の顔の形をみてみましょう。
<顔の形の種類>
楕円形
丸形
ひし形
逆三角形
三角形
長方形
四角形
顔の形は大きくわけて7タイプのどれかにあてはまります。
チークやハイライもこの顔の形によって入れ方が変わります。
雑誌などを見た、あるいは自己流のメイクでは、顔の形が強調されすぎて
影ができるなどマイナスの印象を与えてしまうこともあります。
自分の顔の型、パーツの形を知り、足したり引いたりしながら理想的な卵型に近づけていきます。
<メイクテクニックのポイント>
1、理想的な顔の形は卵型。
このとき卵の細い方が下になります。
2、自分の顔の形がこの卵型になるようにします。
3、例えば丸顔の場合は理想の卵型から全体的に丸くはみだしています。
そのはみ出した部分をシェーディングでカバーし、中央の部分をハイライトなどで立体感を出すようにイメージします。
これは他の顔型も同じように考えます。
卵型からはみだしている部分をシェーディングで影に、中央部分をファンデーションやハイライトで明るさをプラスします。
顔に陰影がつくと知的な印象を与えられる
ので、特にビジネスのシーンでは
意識したいメイクテクニックになります。
<パーソナルカラーでみるおすすめのハイライトカラー>
◦イエローベース
ゴールド系
◦ブルーベース
シルバー・パール系
どちらも粒子の細かいものを選ぶようにしましょう。
あまりにもキラキラしてしまうと、視線がそこに集中してしまいます。
さりげない光を与えるイメージです。
初めての方におススメなのが
プリオリコスメの「キラキラフィニッシュ」というリキッド状のハイライト。
イエローベース用、ブルーベース用に分かれています。
指でポンポンとつけたい箇所にのせられるのでとても使いやすく便利です。
③メイクで大切なポイント
- ①肌の色にあったメイクカラーを選ぶこと
- ②顔の型、パーツの形に合ったメイクをすること
- ③洋服とのバランスなど 全身でバランスがとれるメイクをすること
- ④清潔感の感じられるメイクであること
- ⑤TPOにあったメイクであること
■パーソナルカラーとファンデーションの色選び
パーソナルカラー診断では、素肌の状態とさまざまなテストカラー(ドレープ)との
調和をみていきます。
ファンデーションの色が素肌と大きく違う場合には、せっかく似合うと診断された色が違ってくる場合もあります。
■ファンデーションの色み
ファンデーションの色みは肌と同系のものを選びます。
店頭で試す場合は頬骨の下あたりに試すファンデーションを塗ってもらいますね。
少し時間をおいて、肌の色と同化していれば大丈夫です。
手鏡を少し離して持ち、試し塗りをした部分だけが浮いているように見えていないかを
チェックしてください。
鏡を近づけすぎると見えにくい場合があります。
■ファンデーションの明るさ
「白い肌こそ美しい」そう思って明るい色を選んだ!そんな声が多く聞かれます。
お店などで購入の際も ある程度の色の候補がでたら、明るい色を選びたくなるのですが、
ポイントメイクなどをしっかりとされる方は、少し暗めのファンデーションにしましょう。
暗めのファンデーションといっても、はっきりと暗さがわかるようなものは
肌がくすんで見えます。そこは注意が必要です。
暗めのファンデーションを選ぶ理由は、ファンデーションを塗った後にポイントメイクを加えることで
ファンデーションの白さが強調されるからです。
あまり白くなりすぎると、厚化粧のイメージになりますね。
特に鮮やかさが強いカラーのポイントメイクがお好きな方は、この顔色の変化に注目しましょう。
逆にポイントカラーなどはあまりつけない!という方が暗めのファンデーションを選んでしまうと寂しい印象になります。
素肌と同じ明るさか少し明るめでもきれいです。
ファンデーションは肌にベールをかけるイメージです。
くすみなどの色ムラをカバーし、肌の凹凸もカバーできます。
ファンデーションの色は基本的に素肌に似たカラーを選ぶ。その上につける
口紅やアイシャドー、チークなどでコーディネートしていくイメージです。
ファンデーションのカラーでご自身の個性を消してしまうことのないようにしたいですね。
<まとめ>
見た目を変えたいと洋服の色やデザインにばかりこだわってしまう方が
いらっしゃいます。
でも、美しいと感じさせるのは全体のイメージが統一されてこそ
第三者に安心感を与える見た目を作ることができるのです。
そのためにも、美しい肌を意識すること、そしてそのように見せる
工夫も必要になります。
■Applause of Color では色のアドバイスだけではなく
トータルでその人が綺麗に輝けるアドバイスを行っています。
「今すぐあなたのトータルコーディネート」をアドバイス
⇒https://mbp-japan.com/osaka/applause/service1/
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