【軽自動車編】車を売却する時に必要な書類とは?
車を売りたい人の為の話#7
愛車を高く売るコツとは?
いざ車の売却をするとなった時「1円でも高く買い取ってもらいたい」と思うのは自然な事。
買取で人気な車種であれば、別に何もしなくても高く売る事が出来るかもしれないけど、そうじゃない車種を高く売る為にはひと手間が必要です。
逆にそのひと手間で想定したよりも高く売る事も可能性としては十分あり得るので、ここはしっかり押さえておいて下さいね。
車内の整理整頓・掃除をしておく
これはもう絶対ですね。
車内がきれいな車=愛情が注がれている証拠=日頃のメンテナンスも行き届いているに違いない
僕を含め、全中古車買取店の全査定担当者がこのように考えます。
プラス、これはあくまで僕個人の話ですが、車内がきれいな車を見るとテンションが上がりますので(笑)気持ち的にハイになってその分が買取価格に反映される可能性は大いにあります。
車内の清掃は出来ればプロにお願いしましょう(ガソリンスタンドなどもOK)。
数千円の出費で、数万円の得をしたという事例が過去に何件もあります。
点検記録簿等を提出する
こちらもかなり重要です。
過去の整備記録または修理の履歴(作業内容が記載されていれば領収書でもOK)が分かるので、言わばその車が「どのタイミグでどのようにアップデートされてきたか」を証明する事が出来る優秀なアイテムなんですね。
もし保管していない場合は、過去のカレンダーを見返しながら記憶を辿り、実際に行った整備または修理を可能な限り事細かに、時系列で査定担当者に口頭で伝えましょう。
正直者になる
やっぱり1円でも高く売りたいので、把握している何かしらの不具合を最後まで隠し通したくなる気持ちは理解出来なくはないんです。
だけどこれは契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)という法律があって、立派な違法行為。
過去にはこの件で裁判沙汰になったという事例もたくさんあったらしく、とにかくこれは絶対にやらない方がいいと思います。
逆に正直に話してくれるとその姿勢と言いますか、お人柄とか人としての在り方とか、そういうところに僕としては最大限の敬意を表したいので、あえて減額の対象とはせずに「見なかった事にしましょうね」という事例が過去に何件もあります。
正直者が報われる世の中にしましょう!
早めに行動する
はっきり言います。
皆さんが思っている以上に、皆さんは、中古車買取店に足元を見られていますよ!
例えば現在は3月中旬、もう間もなく年度末ギリギリのタイミングです。
このタイミングで車を手放すという事は、来年度の自動車税を回避したいという事。
つまり「絶対に年度をまたぎたくない」わけじゃないですか?
そうなると必然的に足元を見られて買い叩きに遭う可能性が高い。
「別に今すぐ売ろうとは思っていないんだけど、お宅がいい値段付けてくれるんだったら売ってあげてもいいよ~」とは口に出さないとしても、これくらい心にゆとりを持った方がいいと思うので、なるべく早めに行動に移して下さい。
複数の中古車買取店を回る
出来れば一括査定サイトに頼らず、自ら足を運び、最低でも3社くらいは回りましょう。
重要なのは、皆さんが「比較対象を持つ(※)」という事です。
※いかにこれが重要な事か実際あった事例を用いてブログを書いてます
1社の話を鵜呑みにするのではなく、きちんと他の中古車買取店の評価も聞いた上で、どの中古車買取店と取引するかを決めましょう。
例えば当社の場合、高年式かつ低走行距離の車の買取に関しては激弱です。
もし皆さんが「マイベストプロ沖縄に中古車買取のプロとして紹介されている稲福さんに任せておけば間違いない」と、他社中古車買取店の話を聞く事無く、高年式かつ低走行距離の車の買取を当社にご依頼いただくと、確実に損します。
こんな馬鹿正直に自らの弱点を公にする中古車買取店、めずらしいでしょ(笑)
番外編その1(いらん事しない笑)
少しでも車を良く見せようと、タッチアップペンでキズを隠そうと思っているなら、それは絶対にやめておきましょう(笑)
お世辞にも上手とは言えない中途半端なタッチアップを紙やすりで削り落として塗り直す作業が必要になるので、残念ながらその分が減額の対象となります。
YouTubeを参考にして上手い事出来た!と思っても、相手は百戦錬磨のプロです。
素人が手前味噌で施したタッチアップ、査定担当者の本音は「いらん事すな」です(笑)
番外編その2(オラつかない笑)
たま~にいます、やけにオラついた感じの人。
「お前ら買取屋だろ?俺の車、買い取りたいんだろ?」みたいな態度は個人的にいただけないので、僕の場合は、査定をせずに「買取不可なのでお引き取り下さい」と伝えます。
こういう人の車は十中八九、日頃のメンテナンスが行き届いていないので、当社が最も重要視する「車としての利用価値」を疑わざるを得ません。
お客さんがどこの中古車買取店と取引するかを決める権利があるように、僕たち中古車買取店にも、どのお客さんと取引するかを決める権利があります。
やけにオラつく人、査定担当者の本音は「勘違いすな」です(笑)