リセールバリューとは?
車を売りたい人の為の話#4
自動車税の納税義務者とは?
2025年も3月に突入、いよいよ年度末ですねー。
4月に入ると新年度という事で、入園式とか、入学式とか、入社式とか、心新たに気が引き締まる楽しいイベントが盛りだくさん。
その一方で、車の所有者にとってはあまり嬉しくない通知が来る時期でもあります。
そう!自動車税の納税の時期です!
国土交通省または各都道府県・各市町村が管理するデータベースにおいて、4月1日午前0時時点で課税対象の車の所有者として登録されている全ての人が納税義務者となります。
4月1日以降に手放すという事は、納税義務が発生した後に手放すという事。
つまり車は手放したのに、その車の翌年度の自動車税は納めなきゃいけないんです。
既に別れた元カレや元カノの携帯電話料金を未だに払い続ける感じ、絶対嫌でしょ(笑)
本日のコラムは【軽自動車編】で、以下、必ず提出しなければいけない書類です。
自動車検査証の原本
いわゆる「車検証」と呼ばれるものです。
車を譲渡する際、こちらも併せて提出しなければいけません。
紛失した場合は、軽自動車協会に再交付を申請しましょう。
自動車賠償責任保険の証券の原本
いわゆる「自賠責保険」や「強制保険」と呼ばれるものです。
こちらも車を譲渡する際、必ず提出しなければいけません。
紛失した場合は、各保険会社に再交付を申請しましょう。
自動車税の納税証明書
当年度分の納税証明書で、コンビニ払い時の半券(領収書※)でも問題ありません。
紛失した場合は、各市町村役所にて継続検査用軽自動車税納税証明書を取得しましょう。
※コンビニ側が印刷する白いレシートではなく、受領印が押印されたもの
所有権解除の書類
ローン完済後も、車の所有者項目にローン会社の情報(社名と住所)が記載されたままになっている事が多々あります。
車の名義変更時に必要な書類なので、必ず提出しなければいけません。
紛失した場合は、ローン会社に所有権解除の書類の再交付を申請しましょう。
ただし、再交付まで2週間ほど時間を要しますのでご注意下さい!
番外編
中古車買取店によっては、点検整備記録簿・メーカー発行の取扱説明書・リサイクル券・ETCカードリーダー取付時の申請書などの提出を義務付けるところもあるようです。
手放す前に、どのような書類が必要か、必ず確認しておきましょう。