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噛んで痛い入れ歯はもうたくさん 2

津谷良

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テーマ:やわらかい入れ歯

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



先週の続きの話となります。
噛んで痛い入れ歯は入れ歯に問題がある場合もありますが、
患者さんサイドの歯ぐきの条件が(入れ歯で噛むための歯ぐきやその下にある骨の劣化)
悪い場合によく起きやすくなります。

その場合従来の入れ歯と同じようにしっかり噛み合わせを作ると痛くて食べられないこととなります。
従って入れ歯の内面特に痛くなりそうなところに生体シリコーンの緩衝材を加工して、
噛む力を緩和させ、通常の食事を食べやすくするのです。

もちろん患者さんの口腔内が異なるため、それぞれに合わせた使用する厚みを変えたり、
やわらかさを変化させなければうまくいきません。

この方法は部分入れ歯や総入れ歯を問わず、ノンクラスプ材料や金属床にも使用でき、
痛みのある入れ歯には欠かせない素材となっています。
しかし素材が軟らかいため、汚れが付きやすく、通常の硬い素材と比べ丁寧な清掃管理が求められます。

痛い入れ歯は本当に使用される患者さんにとっては苦痛以外の何物でもありません。
なかには入れ歯を外して食べる方もいらっしゃいますが、おのずと食べ物は限定されます。
そして痛みを失くする入れ歯は多くの入れ歯で困られている患者さんに求められているものでしょう。

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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