下顎前歯の「カチッと入れ歯」のケース
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
今週も先週に続き子供の無呼吸についてお知らせします。
子供の閉塞性睡眠時無呼吸症候群を引き起こすもっとも大きな原因は、口蓋扁桃やアデノイドの肥大です。
通常、口蓋扁桃やアデノイドは成長とともに小さくなりますが、
大きいままであったり慢性的な炎症のために肥大している場合があります。
これが気道を狭める原因となるわけです。
他にも大人と同様下顎が小さかったり、肥満、舌の肥大、
アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などで鼻の粘膜が慢性的に腫れ、
鼻づまりを起こしていびきをかくようになることもあります。
症状としては睡眠中のいびきや口呼吸、無呼吸
またよく目がさめる、よく汗をかく、よく動く、
夜尿症になることもあります。
また大人と同様に日中の居眠りなども認められます。
これらとは別に脳性マヒや髄膜炎の後遺症としていびきをかく場合もあります。
また普段から無呼吸を繰り返していた子供が風邪によって
ノドが腫れ、
扁桃炎などを起こした場合には、ひどければ突然死につながることもあります。