下顎前歯の「カチッと入れ歯」のケース
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の主な症状について見てみましょう。
これらの症状からある程度診断がつきやすくなります。
(1) 大きくて断続的ないびきをかく
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の人はかなりおおいびきをかきます。
しかもそれが断続的に、いびきが止んでいる時と激しい大いびきをかく時を繰り返すので、
家族など周りの人が無呼吸になっていることに気づくことが多いのです。
本人が自覚していることはまれです。
あまりいびきがうるさいからと、家族から同室で寝ることを拒否され、
一人で寝ている場合もあるようですが、これでは異常が起こっても誰も気づいてくれません。
(2) 日中に突然襲う強烈な眠気
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の人が最も多く感じる自覚症状が、日中に突然起こる強烈な眠気です。
反対に不眠を訴える人もたくさんいます。
夜間に十分な睡眠が取れていないのですから、不眠だと感じたり、
日中眠たくなってしまうのも、当然でしょう。
しかもそれが突然に起こるのですから、さまざまな弊害を生むことになります。
日中は体が起きているのに脳が休眠状態になってしまう瞬間があるわけです。
これはとても恐ろしいことですね!
話しているうちに突然ガクンと眠りこんだり、何か考え事をしている最中に意識が混濁したりします。
車の運転や危険な作業中だと大変な事故にも繋がります。
これにともなって、注意力が散漫になり、記憶力や決断力、行動力も低下てきます。
したがって仕事の能率の低下や、学校の成績が悪くなることもあります。