下顎前歯の「カチッと入れ歯」のケース
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
危険で注意を要するいびきについて説明しましょう。
(1) 音が時々止まるいびき
グーグーとさっきまでいびきをかいていたのにピタッと突然止んでしまい、
静かになってほっとしていると、
しばらくして急に爆発するような轟音で再開されるいびきがあります。
実はいびきが止んでいる間はいびきをかいていないどころかいないどころか、
呼吸そのものが止まっています。
これほど危険な症状はないですね。
この睡眠中に呼吸が数十秒間も止まる発作を一晩に何十回も何百回もくり返し、
そのたびに反復して大いびきをかくものを「睡眠時無呼吸症候群」といいます。
(2)大いびきやかき続けるいびき
いかにも豪快そうないびきはそれだけ体にかかる負担も大きくなっています。
いびきは気道が狭くなればなるほど、
つまり空気の抵抗が大きくなればなるほど、
大きな音になります。
ですから大きないびきをずっとかき続けるということは、心臓に大きな負担をかけているようなものです。
また息を吸うときも吐くときもずっといびきをかき続けている人も体に大きな負担をかけています。
(3)子供のいびき
子供のいびき、特に小学生以下の小児が習慣的にいびきをかく場合は
「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があります。
この場合は睡眠中に酸素が十分に行き渡らないことから、成長不良や知能の低下なども起こしやすく、
ひどいときは突然死に至ることもあります。
(4)突然かきはじめたいびき
例えば脳溢血で倒れた人が大いびきをかいて寝るという事例は、
ご存知の方も多いのでないでしょうか?
老化によってもいびきをかくこともありますが、
お年寄りがいびきをかくようになってから、
ボケはじめたという場合もあるようです。
体の変調がいびきの音の変化となって表れることもあるので注意が必要です。