いびきはどうしてかくのか？

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院、院長の津谷　良です。

皆さんは『いびき』についてご存知ですか？
津谷歯科医院では2001年より睡眠時無呼吸症候群と
いびきに対するスリープスプリント治療を行ってきました.


一般的に肥満や鼻の病気のある人に多いと言われていますね。
人によっていびきをかく人、かかない人がいます。
同じ人でも日によっていびきをかく時、かかない時があるという場合もあります。

いびきはどうして起こるのでしょうか？

いびきの主な原因は、鼻腔から喉頭までの空気の通り道、
「上気道」と呼ばれる部分のどこかが、
なんらかの理由で狭められたことにあります。

上気道が狭められると、呼吸した時の空気抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。
この振動音がいびきの正体。
笛の原理と同じです。

もともと上気道には、狭くなっている所や凸凹の所などがあり、
入ってくる空気を温めたり、湿らせたり、
また空気中のほこりなどを直接肺に入れないようにするなど大切な役目を担っています。

こうした構造である以上、何らかの原因で気道がさらに狭まれば、
いびきをかきやすい状態になってしまうわけで、
どんな人いびきをかく可能性は持っているのです。

風邪をひいてのどが腫れたとき、
呼吸が苦しいと感じた経験はありませんか？

上気道にちょっとした障害が起きただけで、
空気抵抗がいつもより大きくなるのはこうしたことでも、実感できますね。