フラット35の金利優遇期間終了迫る!! ところでほんとにお得なのか?
From:磯崎
希望に満ちあふれるオフィスより
こんにちは!
本日は新しいチャレンジへのご報告があります。
令和4年2月8日、株式会社サンオリエントは株式会社高翔と資本業務提携を行いました。
これによりサンオリエントの株主は、磯崎慎一より株式会社高翔に変更になりました。
そして代表取締役が磯崎から株式会社高翔の社長である中間秀一氏に変更になりました。
ただし磯崎は取締役社長として引続きサンオリエントの組織運営を行って参りますので、営業体制自体にはなんら変更はありません。
昨日2月15日、成約式をホテルグランビア岡山にて執り行いまして、多くの方に祝福して頂きました。
その時の模様を山陽新聞社様他の数社のメディアに取材して頂き、早速今朝の山陽新聞で記事にして頂いたのでご紹介いたします!
何故今回この様なM&Aに踏み切ったのか、その経緯と趣旨を説明したいと思います。
まず、どんな経営者でも様々な課題を抱えていると思いますが、自分の中にも課題が二点ありました。
一点は事業規模の拡大、そしてもう一点は経営基盤の強化です。
一点目の事業規模に関してはここ数年微増ではあるもののほぼ横ばいで、何か新しいスキームを導入しない限り頭打ちになっているのは目に見えていました。
しかし人材の確保も難しくなっている中でどういった戦略を描くのが良いのか決断しかねていました。
そしてもう一点はあらゆる中小企業に共通している問題だと思いますが、経営に関する全ての権限・責任が社長一人の肩に掛かっていると言う事でした。
会社を起業してもうすぐ丸19年。
33歳で起業して、数年は気力体力共に満ちあふれていたので自分に降りかかるリスクなどあまり意識していませんでした。
しかし、その当時から今に至るまで変わらず「自分にもしもの事があったら」この会社を運営していく事は出来ないと言う大きなマイナス面での事実がありました。
時が進んでいく中で、お仕事でご縁を頂くお客様も増え何年も継続で働いてくれる社員も増えてくると、何があっても会社の業務は続けていける体制を作らなければいけないという危機感がますます募ってきました。
病気に対してなら日頃からの健康管理等である程度予防できるのでしょうが、事故や突発性の出来事に巻き込まれるとひとたまりもありません。
それ故このリスクにきちんと向き合っていかなければ経営者としての責任を果たしたとは言えないと思っていました。
この二つの課題を速やかに、または同時に解決していける方法はないものかと色々考え、また試行錯誤しました。
それまでは自分自身がトップに立ちそのポジションでこれらの問題を解決していかなければいけないんだと思い込んでいましたが、ある時ふと「自分がトップから一歩下がるとどうなるんだろう?」という事がひらめきその瞬間M&Aによってこの問題が解決出来るのかも!?と思いつきました。
何より、今当社で取り組んでいるRC住宅はもっともっと広く知ってもらって、住宅取得の際の選択肢に入れてもらうべきだと思っています。
それは住宅業界全体の活性化にもつながるはずだし、何よりこれから家を建てようとするお客様への最低限の情報提供義務だとも思っています。
そこに一丸となって取り組んでいるサンオリエントと言う会社は、決して創業者磯崎の私物などではなく広く社会に貢献する「公器」でなければいけません。
それなら、自分自身がトップじゃなくなってもこの会社を広く知ってもらい、自分たちの取り組みを広く知ってもらう方法を選択するべきだ。
そういう考えが体系的にまとまったとき、M&Aによって自分の抱えてきた問題が解決できうる可能性が見えてきて、この戦略がベストではないかと思えるようになりました。
そこで、M&A仲介では日本最王手の日本M&Aセンターさんに連絡し話を聞き、お相手探しの申し込みをしました。
それがちょうど1年前でした。
それまではM&Aと言うと上場企業同士の合併や買収、または後継者不在の企業の買収等のイメージでしたが、実際は今回自分が下した決断のように事業の発展のためにM&Aするのが一番効果的だという話も聞かせて頂き、この戦略的な決断が間違っていなかったと自信が付きました。
そしてその後多少の紆余曲折ありましたが、昨年11月株式会社高翔さんからオファー頂き、中間社長とお会いしてお互いの思いを話し合いました。
株式会社高翔 HP
日本屈指の高級住宅街である兵庫県芦屋市に本拠を構え、エリアNo.1の実力を持つ会社ですが、岡山というエリアにも興味を持って頂いていてそれ以上に当社が誇るRC住宅に非常に興味を持って頂いていました。
過去に阪神淡路大震災も経験し、防災意識も高い兵庫県民の方の中には出来ればRCで家を建てたいと言うニーズも多いらしいですが、今までそれに対応してこれなかったと言うジレンマも持たれていて、サンオリエントと一緒にやっていく事によって芦屋を中心とする兵庫県のお客様にまた新しい選択肢を提供する事が出来ると大いなる可能性を感じて頂いていました。
何より中間社長からはあまり私利私欲という物が感じられず、純粋に良い事業をやっていきたいという意気込みが感じられました。
これなら価値観を共有しながらお互いの会社の得意分野を提供し合い、良い意味での化学反応を起こしていけると確信し、今回の提携を決断しました!
今までやりたくても出来なかった事、また思ってもみなかった事などが今後出来るようになると思います。
そんな明るい未来を想像するとワクワクドキドキします!結構いい年なのに(苦笑)
この新体制をうまく軌道に乗せ、今後ますます皆様のお役立ち企業になれるよう精進していきます。
ご縁を頂いている皆様におかれましては、今後ともますますのご愛顧をお願いしたく思います。
そして最後に、これから新しいチャレンジをする株式会社サンオリエントと株式会社高翔を見守ってやって下さい。
よろしくお願い申し上げますm(_ _)m
長文読んで頂きありがとうございました。
株式会社サンオリエント
取締役社長 磯崎慎一