コンクリートの住宅って!?
こんにちは!
今回は前回の引き続きでRC住宅に思いが至った経緯にちょっとふれたいと思います。
まず少し考えてみなければいけない事の一つに耐久性があります。
現在も多く建てられている一般的な木造住宅にどれほどの寿命があるのでしょうか?
昔は3世代が一つの家に住みだんだん受け継がれていくのが一般的でしたのでまあ目安50年というのが一般的ではなかったかと思いますが、今は少し様相が違っています・・・。
核家族化がますます進み自分たちの世代だけ(20年~30年程)しか使わない事が前提の建物がどんどん建っています。
もちろん建てる(家を買う)時にはもっと長い時間そこに住む事を前提として考えられていると思います。ローンだって35年もあるわけで・・・。
ただみんなが同じように家を建てて自分の家を持てば、必ず余るものが出てくるのは必定です。
自分たちの手で自分たちの家を建てる、それはそれで意義のあることなのでしょう。
しかしその先は?
建物を量産する事と、今あるものを大事に使い、そして受け継いでいくと言うことは相反する性質を持っています。
実際どちらの方が良いのでしょう?
もちろんそれぞれ事情が違うはずで一概に断定する事は出来ませんが、どんどん作ってどんどん壊していくと言う風潮には疑問を感じています、同じ考えの方もきっと多いのではと思います。
建築屋さんがこんな事を言っていると儲からないのでダメなのですが・・・。
面白い参考数値があります、皆さんは法定耐用年数と言うものをご存知でしょうか?
今回はこのへんにして、次回は色んなデータも含めもう少し深く考えてみたいと思います。